■土壌改良へ25人炭まき 若狭森林の会(5/14掲載)
木の根元に炭をまく若狭森林の会のメンバーたち=13日、小浜市門前の明通寺 森林保全について考える市民グループ「若狭森林(もり)の会」は十二、十三の両日、小浜市内で炭焼きと炭まきを行った。嶺南地方から家族連れら二十五人が参加し、活動に汗を流した。
十二日は上根来区の山の家(旧上根来小)で炭焼きを実施した。コナラやクヌギ、竹などをドラム缶で作った窯に入れ、炭化するまでじっくりと焼いた。出来上がった炭は次回以降の活動の際、地域の山にまくという。
十三日は門前区の明通寺境内で炭まきを行った。境内にあるスギとカヤの大木の根元の辺りを深さ五センチほど掘り、計百キロの炭をたっぷりと地中にまいた。炭には酸性雨で微生物が減ったり、有害物質が発生するなどして劣化した土壌を中和する効果があるという。
徳庄博美代表(55)=おおい町長井=は「最近は多くの人が森に入る機会が減り、森の状況が分かりづらくなっている。積極的に自然とふれあって、森に関心を持ってほしい」と話していた。
木の根元に炭をまく若狭森林の会のメンバーたち=13日、小浜市門前の明通寺 森林保全について考える市民グループ「若狭森林(もり)の会」は十二、十三の両日、小浜市内で炭焼きと炭まきを行った。嶺南地方から家族連れら二十五人が参加し、活動に汗を流した。
十二日は上根来区の山の家(旧上根来小)で炭焼きを実施した。コナラやクヌギ、竹などをドラム缶で作った窯に入れ、炭化するまでじっくりと焼いた。出来上がった炭は次回以降の活動の際、地域の山にまくという。
十三日は門前区の明通寺境内で炭まきを行った。境内にあるスギとカヤの大木の根元の辺りを深さ五センチほど掘り、計百キロの炭をたっぷりと地中にまいた。炭には酸性雨で微生物が減ったり、有害物質が発生するなどして劣化した土壌を中和する効果があるという。
徳庄博美代表(55)=おおい町長井=は「最近は多くの人が森に入る機会が減り、森の状況が分かりづらくなっている。積極的に自然とふれあって、森に関心を持ってほしい」と話していた。