鉢植えのバラはログのガーデニング小屋に入れました。根元が隠れるぐらいまで鉢に馬糞堆肥を敷きつめて寒さと乾燥を抑制します。既に、土は凍り付いています。最低最高温度が記録される温度計で小屋の中の温度を測定していますが、今シーズンの最低気温は今のところマイナス6度です。外気温はマイナス10度ぐらいになっています。2月末ぐらいまでは鉢の中はチルド状態なので水遣りは必要ありません。昨年も同じ様な冬越しでOKだったので今年も大丈夫だと思います。但し、挿し木した小さな苗は幾つかがだめになります。寒いカナダなどでは地下室やガレージなどにしまうこともあるようです。
遅れていたバラの防寒対策を始めました。昨年より半月ほど遅れています。バラの根元の周囲に樹脂製の波板を巻いて、中に堆肥を最初に入れ、その後に落ち葉を詰めていきます。カナダにはこれと似たローズカラー(襟)というのがあるそうです。私が使っているのは田んぼの畦の防水用のものを適当な長さでカットして使用しています。昨年までは更に枝に寒冷紗を巻きましたが、今年は巻かないでみようかと思っています。根元が健全なら枝が枯れこんでもなんとかなると期待しています。宿より標高が200mほど低い地区に横浜の村田バラ園の八ヶ岳農場があります。そこでは、防寒の冬囲いをしなくても大丈夫だそうです。私のところは100本を超えているので、面倒になってきたのが正直なところです。また、ここ数日は寒く、昼間でもマイナス3度ぐらいですので外での作業は凍えます。
茅野に用事で行ったついでに、久しぶりにバラクラに寄ってきました。さすがに他のお客様はいません。会員ですので入場は無料です。このところの雪で一面真っ白です。バラの2割ぐらいに藁や寒冷紗が巻いてありました。昨年も冬に行きましたが、藁などは巻いてなかったと記憶しています。昨年の冬は平均すればそれ程寒くはなかったのですが、1月の下旬の1週間ほどが平年よりかなり寒く、私の周辺でも枯れたバラがありました。私の隣の家では、植えてから4年以上経ったモッコウバラが枯れてしまいました。バラクラでも多少被害があったのでは思います。私のところでは、寒さに弱いマーメードが枯れ、ナニワイバラもほとんど枯れこみました。バラクラでも今年は寒さ対策をしたのかも知れません。バラクラの従業員に聞いたところ、寒さに弱いバラに藁などを巻いているそうですが、必ずしもそうではないようにみえます。私のところでも、遅れている防寒対策を進めましょう。