中国からニーハオ!

大家好!みなさんこんにちは!

☆4億人が大移動…!

2012-01-21 10:02:36 | 日記
 中国は春節になると帰省のために中国全土で移動が始まり
4億〜5億の人が動くと言われている!!
 まだ中国は正月になると故郷に帰るのが当たり前で、大半
は地方から働きに出かけるので故郷に子供を残して働く人や
両親の生活を支えるために働く人がほとんどなので、1年間
稼いだお金を持って帰るのが大きな目的です。

 そしていつもこの時期大変なのは帰る為の切符を手に入れる
のがとても大変!

 一番多いのが列車で帰る人、理由は列車は料金も安いし時間
もある程度計算できる。大半は長距離移動なので寝台車で帰り
たい,などでやはり列車が一番人気。

 しかしこの切符を手に入れるのが至難の業とも言える。
切符は駅か代理販売店で購入するのが大半で最近ではネット
や電話で購入もできるようになったが、しかしなかなか繋が
らない場合が多いのでこれも簡単ではないようです。

 直接並んで買う場合も朝6時頃から並んで夕方ようやく自
分の番が回ってきた時には満席でとれないということはよく
ある話で結局買うことができない。(満席といっても席の無
い乗車券もあるので立ち席含めて満席ということです)

 次の手段は長距離バスで列車よりは料金が高くなるのと
道路事情天候事情で結構遅れる場合も多い
ちょうどこの時期は霧が多いのと雪などの天候に左右される
ので高速が通行止なども多いので読めない

5年前ちょうど春節の帰省のとき各地で雪が降り上海でも
長距離バスがストップしたりして500万人が帰れなくて
駅周辺で立ち往生していた

飛行機や動車(在来線を走る新幹線)高鉄(日本の新幹線
のように高架の専用線ではしる車両)など手段もあるが、
このような交通機関利用できる人はごく一部の人しか利用
しないましてこの時期は通常の運賃の3倍くらいあがる。

昨日もニュースでやっていたようにある人が列車手配した
ものが乗り継ぎ時間を間違たため間に合わなくて。なんと
か帰りたいのでほかの列車を探していたけれど、あったの
は1等寝台車の300元(3800円位)なので彼は85
元(1060円)の硬座の切符を手配していたので入らな
いといって断ったそうですが、大半の人はこのように少し
でもやすく行きたい(中国は時間がかかっても安さが一番
大事です)

いずれにしても大陸を移動する時間は我々には想像できま
せんが、知人が黒龍江省から上海に働きにきた人で、帰省
するのに上海からハルピンまで列車で36時間(1日半)
着いてから自分の故郷に帰るのにさらに4時間かかり計4
0時間かかるところを行きは立ち席の切符しかなくそれで
も通路に座って帰った。戻るときは同じ立ち席で今度は座
るスペースもなくて36時間立った状態で来たと言ってい
ました。
 長距離バスでもこのような体験したことあります。以前
私が乗ったバスは座席が満席で補助席などはついてなく、
それでも走っている途中ベス停でもないところでで止まっ
て客を乗せます、そしてお風呂で使うポリでできた座椅子
を渡し通路の間にしゃがむような感じで座っていきます。
これが普通な感じで行われている。

またある人は内モンゴルの方の人で実家に帰るまでに直接
行く手段がなくてバスを乗り継いで帰るのに1週間(7日)
また戻るのに1週間(7日)休みが15日しか貰えなくて
結局実家に1日だけのためにこのようにして帰らなくては
いけない。帰りたくないけれど両親が待っているので帰ら
ないと仕方がないと行っていました。

 最近ネットで切符を手に入れた人も直接ルートで買うこ
とができなくて5回乗り継ぎする切符を手に入れその方法
では5日かけて帰ることになるようです。

 40時間60時間は普通の話になっていますが、中国は
まだまだこのようにして帰らなければならないという事情
は、 基本的に親は子供の為に一生懸命働いて育てる、そ
のため子供は親のために一生懸命働くこれが当たり前にな
っている。

 自分の生んだ子を平気で殺す、子が親を平気で殺すとい
う今の日本、かってはいまの中国のような環境が当たり前
だったことを再度認識しなければならないのではと考えさ
せられます……


 





最新の画像もっと見る