「きくたけさんは、いい仕事をしてくれたなぁ〜」
「声優の小暮英麻さんの仕事が燦然と輝いているよ!
語尾に『〜にゃふぅ』ってつけようぜ!」
「いっやっよっ!
クールでカッコイイ、キャリアウーマンで行くから
それは要らないわよ!」
「キャリアウーマンって、時代が……」
「昭和だよね」
「うぐ」
「萌も時代遅れ感はあるけど、君のセンスよりはマシだと思わないかい?」
「……(本物の言葉の魔術師ってこいつみたいなのを言うんだろうなぁ〜)」
「それにこのチャートで性格設定したら
『ヒロイン』確定だよ?」
「!
な、ならしょうがないわね!
やってやろうじゃない!!」
「……もう少し、掌で踊ってくれないかな〜」
「交渉相手は、お前のおもちゃじゃねーよ?」
「やっぱり、D66?」
「そうだね……さってと」
「使うのは初めてじゃないけど、久しぶりだなぁ……
さて、最初は、属性から選ぼうか?
ヒロインの属性を決めよう」
「能力値があるの?」
「その属性じゃないよ」
「そうなの?
なら少し気楽ねーー⚀ーー⚃……14ね」
「ごめんごめん、まずD6振って」
「あ、また言われる前に振ったわね」
「最初から、振り直しても良いよ?」
「D66は使うんでしょ?
なら、さっきの出目は、それに使うわーー⚁……2ね」
「おk、2の14……無垢ですか」
「なんで、残念そうなんだ?
もう一回振ってくれる?
第2属性があるみたいだから」
「Ok〜ーー⚂ーー⚄⚀……3の51で良いのかしら?」
「大丈夫だよ。
ええっと、後輩……無垢な後輩?」
「……あれ?僕のロールプランが崩れそうだぞ?」
「……どんなプレイングプランを?
ま、いいか……
じゃ、次は『髪型』『髪色』『瞳の色』ね」
「ニホンジンなら黒でしょ?」
「萌ヒロインは遺伝子を超えられるんだよ」
「恐るべし、萌ヒロイン……」
「これは、2D6でいいよ」
「「はいはいーー7ーー5ーー4……ね」
「緑色のセミロングの髪を持ち、紫の瞳かぁ」
「……悪くないんじゃない?」
「緑の髪は、日本では『艶のある美しい黒髪』って意味だから、悪くはないんじゃない?」
「そんな意味が?」
「お前はどっちの味方だ?」
「僕は、僕と『科学の神』の味方だ」
「すでにロールプレイに入っているのね」
「……(いや、素だからな?)
よし、次は一人称と二人称だね。
これも2D6で」
「ほいっと……あらーー⚅⚅……6ゾロね。
ーー⚀⚃……二人称は、5」
「6ゾロはヤバそうだなぁ〜」
「そうなの?」
「かもね……ええっと一人称が『我』で二人称が『(名前)くん』ですな。
FGO的に「オレ」と呼ばせるか?」
「却下……もう少し、可愛くならない?」
「じゃあ、ただ「ワ」だけとかね……『わえ』は最近来たからなぁ」
「さすがに可愛くならなかったか……しょうがないから『我』と書いて『ワタシ』とルビ振るわね」
「AUOが存在してるから、文句言えないじゃん!
うう、なら口調!
D66振って!」
「なんか、嫌な予感しかしないーーあ」
「ピンゾロに見えるな」
「ほう〜じゃ、見てみるか……『はわ〜』です」
「なにそれ?」
「これ読んで」
「あったなぁ〜これ……」
「漫画も出てるのね」
「誕生日は飛ばすか〜
あとは、印象、ヒロインロール、名前の要素ね。
統一感を出すために、名前の要素はボクたちも使おうか?」
「一向に構わない」
「Ok〜2D6?
ーー⚃⚅……10
ーー⚄⚀……6
ーー⚃⚀……5ね」
「ほいほい〜
印象はスレンダー……秋葉様かな?」
「それは!」
「ヒロインロールが、被害者……ウィザードが?」
「事故かなんかで魔法使いに覚醒した!
って感じかしら!?」
「食いつくなぁ……
最後は植物か……髪の色『緑』にして光合成でもする?」
「手の平を返すの早いわね」
「植物なら、そんなに難しくないな……
飲みもん、食いもんじゃなくて良かった……」
「もう少し、正確破綻者っぽいのができると思ったんだけどなぁ」
「残念でした」
「あとは、シナリオ次第かな?
細かい設定書き込んだら、GMに持ってくよー」
「了解」
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