「グリム童話の裾野の広さを過小評価してるな。大泉貴さん、仕事して」
「シナリオガン無視して、ゲームを遊んでいる人がシナリオライターさんに文句言わないでください」
グリム童話集 5冊セット (岩波文庫) | |
ヤーコプ・グリム,ヴィルヘルム・グリム | |
岩波書店 |
これくらいは熟読して欲しいところですな。話の重複に酔いしれるが良い」
完訳グリム童話 全2巻 | |
ヤーコプ・ルードヴィヒ・グリム,ヴィルヘルム・カール・グリム,小澤 俊夫 | |
ぎょうせい |
で、良くありませんか?」
「あ、物欲センサーに引っかかりましたね。あ、でも話の重複ってどうしてですか?」
「それは、散文や寓話を収集録であって、創作じゃないってことだね。だから、似たような話がいくつもあるんだよ。それを考えるとナタ持った赤ずきんがいてもいいし、ヘタレな桃太郎がいても『システム』的に間違ってない。ただ、それを入れるなら、もう少し後でも良かったなぁ」
「寓話もおとぎ話も似たようなものだからね。でも、ジャンヌ・ダルクはいけないな〜寓話にならない。まだ、シャルルマーニュのほうが寓話っぽい」
「まあ、最初話したグリム童話の裾野ってのは、収集録ってことなんだよね。グリム兄弟も話の原典まで調べはしなかったんで『同じような』話が多いんだよ『世界的』に」
「あはは、なるほど。ある意味童話の『ゲート・オブ・バビロン』ですね」
「うん、だからジャンヌちゃんに手を出さなくても良かったんじゃないかなぁ。フランスだし」
「そうね、国際色ってのはないね。ケルトや千夜一夜物語の話も混じっているし、ジャンヌ・ダルクの時代から400年経ってるから、寓話認定してもいいかもね。ああ、それでねーー」
以降、グリム童話の編纂とキリスト教の伝播について
延々を語りだす。
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