TRPGはじめて物語

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艦これ? おるたなてぃぶ!

2016年11月10日 00時00分00秒 | 艦これ? おるたなてぃぶ!

「……え?」

「と、言うことがありまして……あげちゃいました♪」

「ナ、ナンダッテェ!!」


「な~に考えてるの?」

「いや、べつに必要がなかったから」

「バカだ、アホだと思っていましたが……

ここまでなんて!

少しだけ……ほんの少しだけ期待できるかなぁって思っていたのに……」

「ひどい言われようだ……」

「当たり前だ……」

「……?姉さん!」「……!」

「提督!もし、ユビワを持ってくれば!ケッコンカッコカリしてくれますか?」

「別に良いけど?」

「しゃぁ!言質取ったぁ!ふふふ!」

「ね、ねえさん!?」

「これで私も『居住性が悪い(イカズゴケ)』とか『最後の撃沈艦(イキオクレ)』とか言わさないわよ!」

「!」

「待つデース!提督のハートを掴むのは私デース」

「お姉様のために、気合、入れて、行きます!」

「かけっこだったら、負けないよ!」

「世界水準軽く超えたあたしの力!見せてやんよ!」

「待ちなさーい!」










「……やれやれ、姦しいなぁ」

「誰のせいだと思っている?」

「……どこまでが計算なのやら……」

「行かなかったんですか?」

「なに、簡単な推理だよ」

「ケッコンカッコカリは、私達の潜在能力を開放する重要なファクター。ただでさえ『犠牲』を厭うあんたが『必要ない』なんて思うわけないじゃない」

「で、考えてみたんだ。お前が、しっと仮面という奴に見せたのは、ケッコンユビワカッコカリ……の入っていたケースだったとしたら?」

「中身のないケースは、要らないわよね?」

「……正解です……結局、付き合いの長さが決め手ですかね?」

「……肝心なところが鈍感なのね……」

「ふふ……まあ、お前の事だから、限界突破させた艦娘に負担をかけることすら躊躇したんじゃないか?」

「そこまで、偽善者じゃないです……まあ、ただ……こちらの意志を無条件で押し付けるっていうのに抵抗を感じただけです」

「だから、艦娘に選ばせるためにひと芝居うったと?」

「まあ、その辺はおもしろ全部ですかね」

「その辺は隠せ?半分でいいから隠しとけ?」

「で、どうするんですか?」

「……」

「私は良いわ!事務官としては、軽巡洋艦より戦艦とカッコカリした方がいいに決まってるもの」

「五十鈴!」

「私が身を引くって言ってるのよ?幸せになりなさいな……」

「システム的には『夢も希望もない』結婚(仮)ですけどね」

「……空気読みーー!そっかそっか、うんうんそうよねー」

「なんですか?」

「いい歳して恥ずかしいんでしょ?」

「……」

「こほん……ここまでお膳だてされてて、覚悟を決めないのは『艦娘の恥』だ……五十鈴……いいんだな?」

「お互い……けったいな提督に引っかかったわね?」

「!?……そうだな!」

「おめでとう。そして、ようこそ『愛も希望もない』結婚(仮)に……」

「そうだな……『愛』はないかも知れないが……」

「希望はあるかもしれないぞ」

(終わり!!!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ま、あと5つくらい用意する気はあるんですけどね……社会人舐めるなぁ!」

「台無しだぁ!!」

 

(おそまつ!)

 



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