「ナ、ナンダッテェ!!」
ここまでなんて!
少しだけ……ほんの少しだけ期待できるかなぁって思っていたのに……」
「提督!もし、ユビワを持ってくれば!ケッコンカッコカリしてくれますか?」
「これで私も『居住性が悪い(イカズゴケ)』とか『最後の撃沈艦(イキオクレ)』とか言わさないわよ!」
「!」
「待ちなさーい!」
「ケッコンカッコカリは、私達の潜在能力を開放する重要なファクター。ただでさえ『犠牲』を厭うあんたが『必要ない』なんて思うわけないじゃない」
「で、考えてみたんだ。お前が、しっと仮面という奴に見せたのは、ケッコンユビワカッコカリ……の入っていたケースだったとしたら?」
「ふふ……まあ、お前の事だから、限界突破させた艦娘に負担をかけることすら躊躇したんじゃないか?」
「そこまで、偽善者じゃないです……まあ、ただ……こちらの意志を無条件で押し付けるっていうのに抵抗を感じただけです」
「私は良いわ!事務官としては、軽巡洋艦より戦艦とカッコカリした方がいいに決まってるもの」
「こほん……ここまでお膳だてされてて、覚悟を決めないのは『艦娘の恥』だ……五十鈴……いいんだな?」
「おめでとう。そして、ようこそ『愛も希望もない』結婚(仮)に……」
(終わり!!!!!)
「ま、あと5つくらい用意する気はあるんですけどね……社会人舐めるなぁ!」
「台無しだぁ!!」
(おそまつ!)
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