「皆のもの、待たせたの……天下布武の第六天魔王こと……わしじゃ!」
「アメリカの第45代大統領がドナルド・トランプ氏に決まったわけですが……
まあぶっちゃけ、どう思いますか?」
まあ、典型的な敵作りの天才じゃな。
就任何日目の何回目の暗殺襲撃事件で命を落とすか……
ブックメーカーで速攻組まれそうな賭けのテーマじゃな」
「まあ、これ関連の記事を読んでて『この状況になる事は読めてた』発言者が多かったですね……
だから?って感じでしたけど……」
「いやいやいやいや、マスターは、大統領選挙の結果をどうご覧になったんですか?」
どっちがより相応しくないかという選挙だったと思います。
僕は、ヒラリーを推していました。
が、まあ、結果的に『僕達にとって』より相応しくない大統領が誕生しました」
Theアメリカ人という典型的な人物じゃしな。
アメリカ人が聞いたら怒るじゃろうが、アメリカという国家を体現した人物じゃからなぁ」
「明日から、中国軍が駐屯するから基地は無くならないが……ヤツの心の宗主様を仰げるから本望だろう」
「デスヨネー……TPP交渉が白紙……まあ、いいのか悪いのか……」
「自由貿易よ、さようなら……こんにちわ、中国インフラ銀行……あ、さようならーカッコワライ」
「今、環太平洋地域で経済的に安定してるのって、意外に日本じゃからな」
「ドゥテルテ(比大統領)を丸め込んだのか、丸め込まれたのかわからんが……
安倍晋三の外交手腕は高いから、うまく舵取りすれば、中央アジアと良好な関係を築けるじゃろうな……
中央アジアも物質的に豊かな日本から援助や経済が流れてくれば、楽になるじゃろうし……
ま、この辺は今までと変わりないな!」
「日本に関わるところで言えば、もっと重要なところがあるんじゃが……」
「ありましたねーそんな国も……確かに対韓国も考えなくてはいけないですよね」
「まあ、ロシアは外せんじゃろう」
「プーチン(露大統領)と共同会見場で殴り合いが見れそうじゃな」
解説:政治とか経済とか関係ないところで争って、結果何もないということ。
解説:イスラム教と難民のこと
民主主義の根幹を足蹴にはできんじゃろうが……
まあ、今まで建前としてしなかった事を実行する程度はしそうじゃがな」
「忘れてました……トランプ氏は『独裁者』気質はあっても『独裁者』では、ありませんでしたね」
「本人は、発言こそ過激じゃし独断と偏見もあるじゃろうが『嘘が付けない』という美点がある……
日本的じゃが……まあ、イイよね!」
「だから、既存の政治家よりも影が少ないのが良かったのかもしれませんね……
まあ、過激な発言も側近がうまく捌いて
彼の理想……やや妄想も入っていますが……を実現させれば、アメリカは容赦なく『アメリカ合衆国』になれますね」
「そう言えば、以前『歴史がいつも行ってほしくない方にいく』発言しとったな……ある意味で正鵠を得ていた訳じゃが……」
「予想が当たっても、その状況に対するアクションが取れなければ、意味は無いんですけどね」
「なんか、まだ喋り足らんが……いいじゃろう。別に、今思い出せないからじゃ無いんだからね!」
キタナイくぎゅーキタナイ!」
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