TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

銃犬。〜海上都市ルルイエ

2017年01月19日 14時56分52秒 | 妄想TRPGリプレイ

「2日目 昼」

「(さて、何人生き残れるかなぁ)じゃ、みんな起きてー」

「おはようございます……話は聞いてていいの?」

「構いませんよ?」

「罠ばっかりなら、私の出番だな!」

「半分死んでる人間がはしゃがないの!」

「おっと、そうだった!」

「それでも、物理的な罠に対しては、ベンしか対応はできないし……」

「私も、一応得意だけどね!」

「でも、電子的なトラップはナツメが解除しないといけないんだぞ?」

「?……あるの?」

「わかりませんね(調べてないから)」

「詰め所入り口には罠があったのよね?」

「ありましたね」

「で、詰め所にいたのはオペレーターとデモリッションだから、電子的な罠があってもおかしくはないか……」

「わかったよ。なら、罠を重点的に調べてみる」

「そう……」

「あ、あからさまにがっかりしたわ……」

「なんか、あるってことか……」

「あってもレーザーとかじゃないか?

ーー㊵①……5成功か……前はこれであるだってことがわかったんだっけ?」

「セキュリティレベル4ですからね……

今回も仕掛けがあることはわかりました」

「電子的?」

「詳しくはわかりませんでした……」

「まあ、ここを放棄しても大丈夫な仕掛けってことでしょ?

壊してしまってもいいなら、天板崩落させればいいんじゃない?」

「内部構造を調べてませんが?」

「……ええっと、次の判定は夜?」

「そうなりますが?」

「また徹夜!?」

「時間が惜しいなぁ!」

「また、威力偵察かしら?」

「それなら、この時間中にできますね」

「……なら、行ってみるか!」

「工具とか爆発物セット持ってけよ?」

「この手榴弾を外さないとイケないのか?」

「……どこのボンバーマンだよ!」


「鉄の扉……というよりシャッターだね。

工事機械が入るために車2〜3台は入りそうだよ?」

「お、車ごと行くか!」

「……そうか!だからとっとと撤退できたのね?」

「歩きじゃなかったのか……犬の風上にもおけないな!」

「お前のそのキャラ作成……ガンドッグから来てたのか?」

「?……もちろんだぞ!?」

「車でぶいぶい行くかー」

「バイクで行ったほうが、いいかしら?」

「ほんと、ワイルド7!」

「みんな入ったってことでいい?」

「え?」

「あ!」

「しまった!」

「罠を調べてない!」

「……調べたければ、調べたら?」

「……あら?」

「知覚かな?

すみませんが、誰かやってくれませんか?」

「はいはい……え?ペナルティなし?むしろ+20%?

ーー㊵④……成功ね!」

「どこから、どうみても打ちっぱなしのコンクリートのトンネルに見える」

「カモフラージュもなさそう?」

「鉄筋コンクリートに?」

「……あっそう」

「それでも注意しながら進みましょう」

「……私が運転するから、まわりの電波状況を注意しなさい!」

「了解した」

「(……電波かぁ……)車でぶいぶい行ってると、しばらくすると電子錠の掛かったシャッターがありますね」

「開けられる?」

「通信ー40%でお願いします」

「ーー85か……失敗だ!」

「罠が来る!?」

「スマートに開かないだけだよ(……これはバレるなぁ……)」

「じゃあ、爆弾セットして破壊しよう!」

「爆発物ー40%で判定してね?

できなかったら、破壊できる物を取りに帰ってもらうからね?」

「クラスアーツ助言を使って、+20%!」

「得意分野:爆発物を使って+10%!

ーー㉚⑨で成功!」

「なら、電子ロックごとシャッターは粉砕された!」

「仕掛けは発動したか!?」

「特に警報等は、わかりませんでしたが……

通信で判定してください。ペナルティはなしでいいです」

「ん?ーー94で成功だが?」

「電波ジャマーがかけられました」

「……扉に罠が!?」

「あ!しまった!」

「扉にではありません。大きな音出したからーー」

「?」

「巨大自立型多足戦車……」

「な?」

クトゥルーに気が付かれただけです!」

「なにぃ!」



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