去年の秋ごろから胃の調子が悪く、さすがに心配になり、一大決心して初の胃カメラ検査を受けることにしました。
おえ~っとなりやすい性質なので、絶対に受けないと決めていたのに💦
検査の前に診察を受けて下さいと言われ、胃腸科医院まで30分ほど歩く途中、視界になにやら小さな黒いものがいくつも浮かんでいるのに気づきました。
右目だけで、左目では見えません。
気のせいと思いたかったけれど、何度確認しても消えないので、これが飛蚊症か…とあきらめて受け入れることにしました。
飛蚊症とは、視界に蚊のようなものが見える症状のことで、目の網膜剥離が起こっているサインだそうです。
そのままにしておくと、最悪失明します。
さっそく眼科へ行き、簡単な検査と診察を受けたところ、「網膜にやぶれは見当たらないが、隅の場合もあるので、詳しい検査をしましょう」と言われました。
次の日、また眼科へ行き、瞳孔を開く目薬をさして30分待ってから、眼底検査へ。
瞳孔が開くと、世界がめっちゃまぶしくて、4~5時間はそのままです。
その間、車の運転はできませんと厳重注意されました💦
この病院は、検査室と診察室が一体になったワンフロアタイプで、順番待ちをしている間、網膜剥離の方の診察もされていました。
先生の説明によると、
・飛蚊症とは、網膜がはがれた時の出血が見えている状態
・症状としては、以前から蚊のようなものが見えていたけれど、急に濃くはっきりする、または急に見えるようになる
・網膜に穴があいている程度なら、ひどくなる前に即日手術をすすめる
・手術は日帰りOK、5分ほどのレーザー手術で、料金は3割負担で数万円
・手術は、網膜の穴や破れにレーザーを当て、はがれないように焼き付けるイメージ
事前にちょっと調べたところによると、網膜剥離が進んでいる場合の手術は、2週間以上の入院になり、術後の見え方には個人差があるため、退院まで、人によっては一カ月以上かかるとか。
レーザー手術で済む程度だったらいいなぁ、でも今日は手持ちがないなぁ…と思っていると私の診察の番になりました。
開口一番、「レンズがきれいだね!」と先生にほめられました。お、おおう。
網膜の画像を見ながら先生の診察を受けたところ、結果はなんと、「網膜にやぶれはないね。うん、老化だね」。
え~っ…💦
今見えている黒い小さいものは、そのうち自然に消えるのだそうです。
老化かーい!
すごく心配したけれど、よかった…💦
私の場合、黒くて小さいものは、かなり明るいところで、なおかつ真っ白いものなどを見ないと、背景にまぎれてしまって気づきにくいです。
本とかパソコン画面とかだとわかりやすいかも。
どうぞ皆様もお気を付け下さい。
視野が欠けていたり、黒くて小さいものが見えたらすぐに眼科へ~。

飛蚊症がただの老化現象💦とわかって安心した翌日、人生初の胃カメラ検査を受けました。
前日21時までに食事を済ませ、ごはん抜きで、朝一番に病院へ。
事前の説明では、検査は口からで、精神安定剤で眠ってしまう人もいること、検査は20分くらいで終わるけれど、安全のため2時間ほど横になって休むので、半日くらいかかるとのことでした。
受付の人にすすめられて、まずはトイレへ。
最初に甘くて白い液体を飲み(これは何の薬だったか聞きそびれました)、ベッドにあおむけになってから、どろっとした苦~~~~い薬を飲み(のどをマヒさせるお薬)、のどがマヒしたかどうか自分の指で確かめてから、右腕に精神安定剤の痛~い注射、左腕に胃の動きを止める注射をされ、胃カメラの出入り口になるものを口にくわえて横向きに寝て、すぐ検査に入りました。
初の胃カメラ検査は、一度、気管の近くを通った時にむせただけで、後は全然苦しくありませんでした。
のどをマヒさせる薬の威力は絶大で、なおかつ精神安定剤のおかげで意識はもうろう…、何かのどに入ってきたな、そして出て行ったな、という記憶はぼんやりあるのですが、その後はすやすや夢の中へ…。
2時間ほど休んだ後、画像を見ながら説明を受けましたが、結果は、特に問題なし!
よかった~~。
先生の説明では、1㎜くらいのできものができていたので、ピロリ菌の確認用に組織を取ったそうです。
結局胃の不調の原因ははっきりしませんでしたが、ここ数日、往復1時間以上歩いたことにより、胃に対する圧迫感がやわらぎ、数カ月ぶりに楽になったので、原因としては運動不足なのかも…?
なんにせよ、大丈夫だということが確認できてよかったです!
不安を抱えて過ごすのは、なかなかしんどいですね~。