トラちゃんの>のんびり行こう<

毎日、一喜一憂の介護日記。

30年目の恋

2012-01-19 22:11:23 | 日記
1月19日、今日は私達夫婦の30年目の結婚記念日、だけど・・・

奥さんは病院のベットの中、全ては私の責任なのですが・・・

一人で迎える『記念日』・・・辛い部分もあります。

今まで、常に一緒だった生活・・・今年は、一人で迎えました。

寂しいものですね、こんなに奥さんが恋しいとは・・・

空気のような存在でした、でも、心の中では愛していたのでしょうね

居ないと、こんなに恋しいものなんですね夫婦って、後6日・・・

奥さんが退院して帰ってきます。

帰ったら、思いっきり抱きしめてやりたい気持ちで一杯です。

よくもまぁ・・・こんな男に30年も一緒に居てくれたものだと思います。

ありがとうと言いたい気持ちが溢れてきます。

30年経って、改めて奥さんに恋心を抱いている自分が、ここに居ます。

帰ってきたら、改めて記念日をお祝いしようかと思います。

生と死の狭間から

2012-01-17 22:07:18 | 日記
12月31日、除夜の鐘を聞くことも無く、意識だけが消えていきました・・・・

睡眠剤80錠ほどでしょうか、混沌とした闇の世界へ誘う眠気。

生きる気力も無くした一人の人間の末路・・・・の、はずでした。

90%の死への序曲・・・用意した睡眠剤120錠。  飲みきらずに・・・

でも、運命の悪戯なのでしょうか?  誰かが救急車を呼んだらしく1月4日、

目が覚めたのは病院のベットの上でした、4日間昏睡状態が続いたそうです。

暗い・・暗い・・闇の世界の中で、誰かが私を呼ぶのです『こっちだよ、そっちへ行っては

駄目!こっちだよ』って、引き寄せられるように私の体は呼ばれた方へ・・・

混沌とした闇の中で、私は、まるで子供が母親にしがみつくように、声の方へ・・・

そして、目が覚めた時、私を呼ぶ声も消えて、目の前に見えたのは看護師。

10日には、薬も切れて意識もはっきりしてきました、でも・・・不思議なのは

誰が呼んだのでしょうか? 奥さんは未だ病院に居ます、『社会的入院』です。

自虐行為・・・うつ病の成せる技?  命一つ、拾いました。

17日の今日、無事?退院してきました。もう、死ぬ気力さえ無くなりました。

明日からは今年の始まりとして、一からやり直します。

助かって良かったのか悪かったのか・・・・答えはいずれ出るのでしょう。