ツグミ
カメラを持って野鳥撮影に出かけだした去年の春先、
いつも静かに出迎えてくれたツグミ。
ツグミは秋ごろになると集団でシベリアからやってきて、
冬の間日本では基本的に単独で行動して、春になるとまた集団で帰っていきます。
たまに鳴き声を聞くこともありますが、日本で繁殖はせずさえずりを行わないので、
くちをつぐんでいるからツグミという名前の由来になったとか。
比較的地味な見た目ですが、観察しやすく、愛らしい鳥です。
このこたちにの横顔を見ると、もうじきやってくる春を、旅立っていく時を、
故郷のことを思いはせているのかなといつも思っています。
ついこの間、「やってきた!」と思ったのに気が付けばもう2月も中旬。
とりかつしやな