道東を発見する旅 第3の人生

移転に向けて最後のステップ

最後の会議

昨日は、朝の7時45分から医局会、夕方は5時から7時過ぎまで部長会があった。どちらも最後に病院長がマイクを握り、「57年間、この地で全人医療をやってきて、・・・」と旧病院への名残を惜しみながら、「移転に向けて、まる6年間準備してきました。新しい病院では・・・」と未来への飛翔を力強く語る挨拶をされた。

夕方の会議は、チャペルで行われた。チャペルの椅子は角張ってクッションのない木の椅子であり、2時間も座っているとケツが痛くなる。だけど、このチャペルでの会議もこれで終わりだ。古い先生達が感慨深そうにチャペルへの思いを語っていた。

病院の引っ越し

今日と明日(木、金)で個人の荷物を移動し、土、日で機械とか備品を移動する。そして日曜の夜中に古い病院の全ての業務を終了して、月曜(海の日)の朝から患者さんを移送して新病院での業務が開始する。

我々の部署に関しては、日曜の夜7時以降に分析機器や生理部門の機械などを移動し、月曜日の朝からそれらの機械が全てうまく動くかどうかを新病院でチェックして、火曜日からの稼働に備える段取りである。

切れ目無く救急対応

病院なので、3連休の間も、切れ目無く救急患者がやってくる。病院の方針として救急は断らないので、検査も、電子カルテが移行する7時間程度、依頼用紙での運用になる。これから、最後の調整が行われるが、何が起こるか分からない。

会議でも火曜日の朝、外来が大混雑する可能性があり得るので危機感をもって対処するようにとの御達しがあった。

自分の引っ越し

自分は、既に段ボール3個が新病院の自分のスペースに運ばれている。残りは、デスクトップ型のパソコン、プリンター、裁断機などだ。金曜日の夕方、一度家に車を取りに来て、車で家に持って帰る予定にしている。向こうの環境になれてから徐々に運び込んでいこうかと考えている。

今度の居場所は、いわゆるレンタル自習室のような雰囲気になると思うので閉じこもって勉強するのには最高だと思う。自分にとっては好都合だとワクワクしている。

もう一つ、今の自分の部屋は古い病院の個室でありエアコンの効きが良くないのだ。猛暑日が来る前に引っ越し出来て良かったと密かに安堵しているのだ。

部署の人の様子

皆、疲れてきているようだ。技師長や忙しそうにしている人には出来るだけ声をかけて、愚痴を聞いてあげるようにしている。自分の役割は、いざという時に的確な指示を出し、大きな問題が起きたときに謝罪することなのだ。自分が余裕をなくして、あたふたする事のないようにしなければならない。

原発事故の時の管総理は最悪であったし、あの時の事について、未だに自己弁護している姿は哀れで醜悪である。

暑くなってきた

梅雨が明けて最高気温が30度を越える日がつづくようになると、汗を一杯かいてそれが冷えてしまいの繰り返しで、身体にこたえるようになる。こんな時は、睡眠時間をしっかりとって疲労を次の日に持ち越さないようにしないといけない。

ブログを読んでくれている皆様も、くれぐれも風邪をひいたりしないよう健康にご注意ください。
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