あっという間に、お通夜、そして葬式と2日間が過ぎてしまう。葬儀会館で長い時間を過ごすだけであったが、そこに色んな人が集い挨拶をかわし話しをしているうちに時間が過ぎていった。
その場所は20年ぶりだ。前回は、N子さんのお婆さんの葬式があったのだが、うちの子供達がまだ小さく、お通夜の後、座敷を走り回っていた。あの時のお子さんですか、と言っている人も多かった。
あの時、座敷で座っていた何人かの年寄りは、ほとんど亡くなっている。若かった自分たちや回りの人たちも年をとってしまった。
お通夜の後の会食、そして葬式の後の精進落としの2回、親戚と食事をしながら楽しい時間が過ぎていった。
医籍番号
今回は、義理の母親の希望で少ない人数しか集まらなかったが、医者が4人おり、何かのきっかけでお互いに、自分の移籍番号を言い合うことになった。
医籍番号とは何ですか(ヤフー知恵袋:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1169648641)
厚生省に医師として登録された順番に番号が割り当てられ、医師免許証に記載されます。たいていは、医師免許を見なくても、自分の番号は暗記しています。引用終わり
80代後半の女医さん(N子さんの母親)は、12000番台、70過ぎた叔父さんは17000番台、自分達は24000番台であった。
元地方国立大学心臓外科の教授だった叔父さんの話では、医者が警察で取り調べを受けるとき、医籍番号を聞かれるそうだ。
皆、動転してしまっているので、とうろ覚えで番号をきちんと答えられないと、警察から「何でそんな大事なことを答えられないのだ?」と厳しく追求されて、しどろもどろになってしまうと言っていた。
自分たちの番号も十分に古いのだろう。次の世代で、親戚の中に国立KYOTO大学の5回生がいた。そのうち、医者になれば医籍番号を聞くことになるのだろうけど、それがいつになるのだろう。5年、いや10年先になるのだろうか。
その叔父さんとは、国立OSAKA大学で自分達が研修していたときの話で会話がはずんだ。あの頃叔父さんは外科の講師で偉い人だった。それが20数年前の話である。
10年、20年単位で時計の針が戻ったり、進んでいったりする。親戚同士の会話は、不思議な時間感覚で話が進んでいく、おかしな関係なのだ。
詐話師(さわし)
詐話師(さわし)という言葉が存在するそうだ。作り話を主体にした詐欺師のことで、「壮大な作り話をする詐欺師」の呼称として犯罪小説などで使われるようになった。前回は、韓国の大統領の暴言の背景についての記事を引用したが、今回は、さらに突っ込んで、問題の核心である従軍慰安婦の話である。
慰安婦問題の「主犯」は福島瑞穂弁護士(池田信夫ブログよりhttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51804890.html)
慰安婦問題の特異性は、日本人が創作した話だということだ。ふつう「私が犯罪者だ」と嘘をつく人はいないが、奇妙なことに戦争についてはそういう「詐話師」がいる。この問題の発端となった吉田清治がその最たるもので、彼の『私の戦争犯罪』には、済州島で「慰安婦狩り」をした様子が詳細に書かれているが、なんとすべて嘘なのだ。本人ものちに「フィクションだ」と認めた。
ところが吉田の話に目をつけて日本政府を相手に訴訟を起こそうとしたのが、福島瑞穂氏や高木健一氏などの弁護士で、彼らは韓国に渡って原告になる元慰安婦を募集した。そこで見つけたのが金学順で、彼女はNHKにも出演して「親に売られてキーセンになり、義父に連れられて日本軍の慰安所に行った」と証言した。この話をNHKに売り込んできたのが福島氏で、彼女はスタジオに立ち会って金にせりふを教えていた。目的は、軍票(敗戦で無効になった)で支払われた給与の賠償だった。
しかし朝日新聞の植村記者がこれを(吉田のストーリーにそって)「女子挺身隊として強制連行された」と誤って報じたため、福島氏らは訴状を「軍に連行された」と書き換えた(だから彼女は「強制連行」が嘘であることを知っているはずだ)。その原告団長は植村記者の義母だったが、のちに裁判費用を詐取したとして逮捕され、行方をくらました。
要するに戦争をネタにもうけようとたくらんだ旧軍人が「軍の性奴隷」という猟奇的な話をでっち上げ、それを政治的に利用しようとした日本の弁護士が韓国人をけしかけ、朝日新聞がそれに乗せられたという構図だ。したがって主犯は福島氏で、朝日は問題を拡大した共犯である。
この騒動で福島氏は「人権派弁護士」としてマスコミにデビューし、国会議員にもなったが、彼女のおかげで日韓関係はめちゃくちゃになった。今回の慰安婦騒動に彼女が沈黙を守っているのは、ここまで嘘がばれてしまうと取り繕いようがないからだろう。朝日新聞とともに彼女にも説明責任がある。国会で説明すべきだ。
感想
記事を書いている人は元NHKの記者だそうで、ネットでは有名な人である。この記事もネットでは大きな話題を呼んでおり、沢山の人がブログに引用している。しかし、マスコミは取り上げる様子を見せない。
1ヶ月ほど前、ニュースでやっていのだが、韓国の人が世界のあちこちに長期出張すると、必ず本国から韓国人相手の売春婦も長期出張するそうで、世界のあちこちにそういうコミュニティがあるという。隣国では、昔からそういう習慣が根づいているのかもしれない。
最初のきっかけが、吉田なる詐話師の創作であるのなら、その人の罪は重大であるように思う。
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