連ドラ
以前書いたトピックについて、その後の経過を忘れないうちに書いておきます。
連続テレビドラマはしばらく見ていたのだが、面倒になって見るのをやめた。
いつもドラマを見て、ストーリーを追っかけながら、心の中で白人のヒロインを応援しなきゃいけないような気分になってしまう。
それが面倒で感情移入しにくくなったというのも止めた理由の一つであるが、そもそも毎日、筋書きがどう展開するのか楽しみにしている余裕のある人が見るものだと思うので、いずれ時間が出来たときに見ることにした。
黒ブチ眼鏡
次に黒ブチ眼鏡の件です。
何といっても、矯正視力1.5になっているそうなので遠くがよく見えるようだ。その結果、眼から入る情報量がすごく増えたので、明らかに脳が活性化しているのだろう。
街中や駅などで見かける大勢の人のファッションや色のコンビネーションとかが、どんどん視野に入ってくる。
男性はモノトーンのワンパターンばっかりだが、たまにオシャレな爺さんを見るとうれしくなる。
また、女性のファッションセンスは見ていて楽しい。
そして、街中を歩いている時、ガラスや鏡にチラッと映る自分の姿である。
変身
黒ブチ眼鏡をかけた自分の顔が見えた時、見慣れていない自分の姿は別人のようで新鮮な感覚だ。
63歳の生の自分ではなく、一人の黒ブチ眼鏡をかけた中年男性であり、変装しているような気分なのである。
顔よりも優先して見えるのは、顔の輪郭と眼鏡のバランスである。
そこに、中折れ帽が加わると、顔の面積の多くを黒ブチ眼鏡と帽子が占めるので真の自分の顔はどこかにいってしまう。
以前、書いたことがある女性の「マスク美人」みたいなものかもしれない。マスクをかけていると美人度が上がるという話だ。
マスクをかけている女の人は、飛沫感染防止などの理由でかけているのだろうけど、中にはマスクで口元が隠すと美人度があがる事を計算している人がいるはずだ。
眼鏡の自分は変装して変身しているような気分である。
足首ウォーマー
これもいい具合だ。普通の靴下に加えて足首ウォーマーを着用していると、前ほど足が寒いと思わなくなったように感じる。
寝るときも、足首ウォーマーだけで靴下をはいていない。寝てる間、足が冷たいと感じないのが不思議だ。
これに関しては、また続きを書きたい。
自転車
汗をかかなくなってから、しばらく自転車は中止していた。
気楽な服装で構わない時期ではなくなり、自転車に乗るとなれば防寒対策をしなければならない。
スーツにコートでは、真剣にペダルを踏み込むわけにはいかないので、休日に家の近くを数キロ走るくらいで終わっている。
それでも、日曜の夕方、紅葉真っ盛りの千里中央近辺を自転車で走るのは、とても素敵な気分になった。
この辺を自転車で走っていると、昔、ここにニュータウンを設計した人の造型美の高さに驚かされる。
なだらかな丘陵地帯に延々と続く緑の散歩道と公園は20分、30分走っていても風景の美しさに飽きることがない。
自転車に乗ると、風や空気、陽射しなど大いなる大自然の息吹を直接感じとることができる。
休日だけでもいい、自転車に乗りつづけよう。
下手な人のプレーを見てはいけない
最後に、数日前の新聞記事に掲載されていた記事を紹介します。
それによると、ダーツの場合、下手な人のプレーを見てはいけないそうだ。なぜなら、上級者も下手になるそうである。
ダーツ:へぼのプレーは見るな…上級者、どんどん下手に
毎日新聞 2014年11月12日
http://mainichi.jp/select/news/20141112k0000e040205000c.html
ダーツの上級者が下手な人のプレーを見て結果を予測しているうちに自分も下手になるとの実験結果を、独立行政法人・情報通信研究機構が11日、オンライン科学誌サイエンティフィック・リポーツで発表した。
他者の動作を予測する時と、自分が動作する時の脳内の情報処理に共通する部分があるため、と結論づけている。
新聞社のサイトからの引用終わり
続いて、引用元は成果を発表した研究機関のホームページ
http://medicalventurenews.blog.jp/archives/16644770.html
仮説の検証方法
これにより、他者動作の予測能力と自己の運動制御するのに共通の脳内プロセスを使うという仮説を支持する証拠となる。
NICTでは、プロ野球のイチロー選手が語った「自分のバッティングに影響するため、下手な人のバッティングは見たくない」(2007年6月19日夕刊フジ)というエピソードも引用し、スポーツやリハビリなどにおける手法の開発に繋がる可能性のある発見としている。"
これにより教育の方法が変わるかも知れない。
引用終わり
シンデレラテニス
面白い記事だ!
他者の動作を予測するというステップが脳の中で再構成され自分の動きまでおかしくなってしまうなんてという、とんでもない話である。
昨日、ボルダリングのジムに行ったので、店のオーナーにこの話をしたら、「面白いですねえ」、と言っていた。
ボルダリングでも、「上手い人の動きはよく観察しなければいけないし、色々参考になる事がいっぱいある、だから下手な人の動きを見続けるのが何故いけないのか、もっと詳しく知りたい」、と言っていた。
この反対に「シンデレラ・テニス」という言葉がある。
これは、ある本で見かけたフレーズだけど、テニスのプレーで、上級者と一緒にプレーすると上級者に影響されて初心者のプレーのレベルが上がるという話である。
普通、誰でもこちらの方を信じるし実際そうなのだと思う。
そうすれば、ダーツが変なのだろうか?
ダーツは特殊?
早速、ダーツをネットで検索してみると、ダーツ(的に向かって矢を投げる競技)自体に、問題があるような気がしてきた。
googleで、「ダーツ、下手」で検索すると関連語で「ダーツ 下手になる」が出てくる。
検索リストの中には、1年以上、1日4時間練習しても下手になるいっぽうです、どうしたらいいのでしょう?なんてネットの質問コーナーで質問している人がいたりする。
基本的に、ダーツは単純な動作の繰り返しなので、下手な人のプレーを見つづけるといつの間にか影響されてしまうような気がしないでもない。
好きな曲をカラオケで歌っていると、いつの間にか、オリジナルくらいにうまくなっていると錯覚するようなものなのだろうか。
理想型
シンプルで自然であり、誰でも出来そうだけど、実は異次元の世界に生きている人たちを考えてみる。
たとえば、今回の日米野球で知った事なのだが、日本チームのセカンドの選手は、守備が異次元のレベルなのだそうで、その人の動画がメジャーリーグのホームページにアップロードされている。
https://www.youtube.com/watch?v=ijhJ6ZVHiNU
知らない人が見たら、特にどこが凄いのか分からないプレーだけど、そもそも、あの場所で、あんなに簡単そうにプレーしている事自体が凄いのだ。
実際、イチローの守備も、よくスーパープレーでやってるけど、実に簡単そうに見えるが、そこまでの過程で緻密に計算された練習の成果だそうだ。
どんどん突き詰めていったら、進化していき、単純で美しい姿になっていく。それが見る人に感動を与える。
ボルダリングも同じで、自分が出来ない課題をジムのインストラクターに頼んで動きを見せてもらったら、いかにも簡単そうにこなしてしまう。
だけど、自分が同じようにやっても、全くうまくいかない。そこには大きな壁があるのは間違いなくて、その壁を乗り越えたくて、自分は日々努力している。
結局、大事なのは自分の体感である。
微妙な感覚の違いで自分の動きをコントロール出来ることだと思う。それをマスターするため、自分は筋トレだけではなくて、ボルダリングにも通っている。
最後に
秋が深くなり寒くなってきました。
例年、この時期には太ってしまうのだけど、今年はそうならないように頑張っています。
10月の初めごろに比べると、体重が2キロ減りました。おかげで動きが良くなって調子がいいです。
寒さに打ち勝つためには、天気予報で、あらかじめ気温がどーんと下がることが事前に分かった場合、自分でできる限り、最大の防寒対策をするべきだと思います。
寒い日が2、3日続くとすれば、最初の寒くなる日に真冬がきたような厚着をするべきです。
最初の日をうまく乗り越えれば、2、3日でその寒さに慣れるのではないか、というのが今の自分の仮説です。
それでは、皆さま、風邪をひかないようにお気をつけください。