水は体の中でどんな働きをしているのか?①酸素や栄養素を運ぶ
体を通り抜ける水は約2.5リットルですが、体の中では唾液や胃液などの消化液で8.2リットル、尿が150リットル(うち99%は体内に再吸収)という大量の水が循環しています。
②体温調節機能
人は運動すると体温が上昇しますが、体温を下げる役割をするのが汗となります。1日約800~900mlもの水分を蒸発させて、その気化熱によって体温を調節しているのです。
③老廃物除去
1日に摂取する水は、約2.5リットルですが、摂取した水は体の中を洗い流すようにして排出されていきます。
お水の健康効果
① ストレスや不眠解消
お水には鎮静作用があるので、ストレスを感じたときに、ゆっくりお水を飲めば気分が落ち着きます。
イライラを感じる要因には、カルシウム不足も挙げられ、カルシウムを多く含んだミネラルウォーターならストレス解消に役立ちます。
カルシウムはマグネシウムと連携して体内で働きますので、カルシウム対マグネシウムの比率が2対1くらいのミネラルウォーターを選択するよう心がけましょう。
②デトックス効果
水をたくさん飲むことで、体にはさまざまな効果が表れます。その中でも、「デトックス効果」に着目している人も多いのではないでしょうか。このデトックス効果とは、体内の毒素や老廃物を体外に排出する効果のことを意味しています。毒素や老廃物は、血液に運ばれて、最終的に尿や汗によって排出されます。これを円滑にするのが水分です。これらの成分は、ヒトが日常的に生きていく中で自然に生成されていくものなので、なかなか生成を減らすことは難しいです。毒素や老廃物が体内に溜まると、肌のトラブルや肥満を引き起こしてしまうといわれています。それにより、排出を円滑に行う水分をたくさん飲むことが大事だとされています。
③疲労回復
体内に栄養や酸素を運ぶのは血液です。水分が不足しているとドロドロ血液となってしまうので、血液の流れが悪くなります。
水分を多く含んだサラサラの皿にすると全身の疲労回復にもつながります。
また、炭酸水を飲むと効果的です。炭酸ガスに含まれる炭酸水素イオンには酸性のものをアルカリ性にする働きがあるので、疲労感を和らげてくれます。
選ぶときは無糖の炭酸水を飲むようにしましょう。
④ダイエット効果
肥満になる原因として新陳代謝の悪さが挙げられます。
代謝が悪くなると体内に老廃物が溜まり、循環が悪くなって便秘や脂肪が蓄積され、肥満の原因につながります。
水分補給を積極的に行い、体の活性度を高めるのが重要です。
水には胃酸を薄めることで食欲を抑制する効果もあります。
ダイエット中は食事を制限することによって体内に入る水分が不足しがちです。ふだんから水分補給としてお水を飲むと、ジュース類を飲む機会も必然的に減り、摂取カロリーが下がることになります。
ダイエットにはミネラル成分が多い硬度
1,000mg/L以上の超硬水がオススメです。
特にマグネシウムとカルシウムが重要です。マグネシウムは腸で水分を集め、便通をよくする働きがあります。
またカルシウムには細胞に水分を運んで体内の臓器を活発に動かす働きがあり、ダイエット中のイライラを落ち着かせてくれます。
水はどのように日々摂取していくといい?
水分を「喉が渇いたら飲む」としている人もいると思います。
この方法はあまりよいとはいえません。
なぜなら、喉が渇いたと感じる時点で、体内の水分量は既に健康によくないレベルまで減少しているからです。喉が渇く前にこまめに飲むほうが望ましいです。飲むタイミングとしては、起床時、就寝前、入浴前後、運動前後などが挙げられます。「喉が渇きそうだな」と思われる行動をする前に飲むことが、ひとつのポイントとなっています。一方で、こまめに飲むことを忘れたり、喉が渇いたりしたからといって、水を一度に大量に飲むことは避けましょう。これをしてしまうと、体内の塩分濃度が一気に下がり、体調を崩してしまう状態である「水中毒」に罹患してしまう恐れがあります。この水中毒は、最悪の場合生死にかかわりますので、気をつけるようにしましょう。
本日は水分摂取についてお話していきました☺️
かなり水分を摂取することは大事なので是非心がけるようにしてみてください😊