先頃、埼玉県の上田清司知事と17議員が「(拉致された日本人を)救う会埼玉」とともに、浦和駅前で街宣、政府への要請署名活動に参加したことが報道された。上田氏は知事就任前には、非自民の衆議院議員として国会活動を続けて来た訳だが、彼の理念DNAは真正保守に満ち溢れている。メディア諸氏は、自民・民主とも政策の違いは少ないと論じるが、政治家個々人の発言・行動を追えば、政治理念の相違があるていど読める。マルクス主義が具間見える自民党議員は数え切れないし、社民党がお似合いと思われる「加藤紘一」などは、平気な顔で自民党議員でいる。いまの庄内地方に、薩長軍と対峙奮闘した“庄内藩”の気骨ある面影を見ることは無い。政界再編が常に叫ばれる此の頃、所属政党や煽動マスコミに飲まれることなく、政治家個人の理念DNAを解明する選眼力が求められよう。それにつけても、拉致問題解決の運動をニューヨークやロンドンなど外国で呼びかけるならともかくも、自国内でやっていることに(ブログ子も、幾度となく山形市内で活動参加しているので)空しさを感じる。国家に対するテロ攻撃(邦人の生命危機)を受けているのに、痛痒を感じないほど国民全体が麻痺してしまっている。GHQの「自立出来ない去勢国家にする」占領政策は、これほどまでに国民に深く浸透している。本県の斎藤知事に保守DNAを見出すことはできない。
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