まちかねこ観察日記

待兼山にに住まう通称「まちかねこ」を紹介するブログ
猫が好きな方、猫の写真が見たい方へ

その21

2012-05-20 12:52:00 | 日記
オッディーとハラペコは仲が良い、マジで仲が良い。


遊んでほしい斉藤さん。かわいい。

斉藤さんくらいおもちゃに食いつきが良いと、こちらにも遊び甲斐があるってもんだ。









長くて当たり前のことが下に書いてある。読み飛ばしてもらって構わない。


おとといのこと、講義へ向かう途中猫の鳴き声。昼間にも猫の鳴き声。いつまでたっても鳴き止まないし、すごく必死な声だったから、「何かあったのでは」と思い捜索を開始する。

空きコマを利用し捜索していると、子猫を発見!
ステンレス製の皿に押し込められて、上に板が置かれ、閉じ込められていた。
状況的に明らかに捨てられていたのだが、もしかしたら親とはぐれたのかもしれないし、夜まで様子を見た。
しかし迎えに来る様子はなく、最終的に保護した。
親猫がいない子猫を放っておいたらカラスに食べられるか、衰弱死してしまう。



倉庫下に逃げ込んだ猫の様子を見るジョン。


生後およそ一か月、体重450gの子猫。

最初は非常におびえていたが、餌も食べられるし、先ほどの引き取りの時は大分落ち着いていた。



拾って二日だが、無事里親さんが見つかり(早い!)、引き取ってもらった。大学の友人一家なので里親詐欺の心配はなし。
無事引き取り手が見つかって本当に良かった。もし見つからなかったら、保健所に連れて行くしかなかったから。



ペットショップで動物を飼おうとしている人たちにはよく考えてほしいことがある。
何も、ペットショップで動物を飼うことが悪い、と言うつもりはない。
しかし、日本では年間およそ15万匹の猫(そのうち子猫は10万匹)が保健所で殺処分されている。
「子猫のうちはかわいかったけど、大きくなったらかわいくない」「子猫がたくさん生まれて、面倒が見きれない」
そんな身勝手な理由で保健所に猫を持ち込む人も多いのだという。
こういった事情をよく理解して、そのうえで「ペットを買う」という選択肢を選んでほしい。



また、安易に野良猫に餌をあげたりする人にもよくよく考えてほしい。
餌をあげる、という行為は、人間社会に結果的に害を及ぼすことがある(現に、わが大学でも糞害などが意識されているようだ)。
また餌やりは、人間社会にとどまらず、猫社会にも影響を与える。
餌を上げた結果、個体数が増加し、猫同士のケンカも増え、命を落とす子猫の数も増える。
猫の為に餌を与えたつもりが、長い目で見れば猫社会にネガティブな結果を招くのだ。
餌を与えるのならば、起こり得るデメリットをよく認識し、そしてそれらに対処するという意気込みを持ってほしい。
ただかわいいから、触りたいから、などという理由で餌を与え、悪いことには関与しない。そんな身勝手なことは決して許されない。




猫を飼うというのは、ひとつの命の面倒を最後まで見るということ。どうか、「かわいい」という理由だけで動物を飼わないでほしい。そして飼うのならば、たくさんの愛情を、その動物の命が尽きる時まで、しっかりと注いであげてほしい。



引き取られた子猫がこれから幸せな猫人生を送ることを願う。

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