今年の選手権大会について思うこと。思いつくままにつらつらと書いてみました。
それは、会場の選定についてである。
最近県下でもサッカーグラウンドが増えてきています。それも人工芝グラウンド。やはり施設の維持・管理が天然芝に比べて、容易・安価であることに因る。
また、造った以上利用しなければ運営上ペイできないというのは理解できる。が、以前の選手権会場に比べると、オリの外から眺める何か寂しい気がしてならない。天然芝ピッチで伸び伸びとプレーする高校生の姿を見たいのである。
余談ですが、ずっと前に西欧旅行した時の事を思い出します。特にドイツで、ライン川を下っている時の川べりに青々としたグラウンドで週末のサッカー大会に興じている小学生の姿やバス移動中の車窓からは転々あちこちと芝のグラウンドが目に入ってきたこと。子どもの頃から芝に慣れ親しみ、本当に生活の一部になっているドイツのサッカー環境と日本の違いを感じたことを思い出しました。
県内にも各地に立派な観客席を備えた陸上競技場がある。観る方にとっては、高見の見物ではないが、見やすく応援しやすいのである。
過去において、前三重野監督の発案で高校サッカーをより多くの県民に観て親しんでもらおうと、選手権準決勝の会場を大分市営陸上競技場に移したと聞いている。高校サッカー関係者の努力の甲斐あって、市陸は多くの観客で沸きかえっていた。(写真は第86回大会準決勝の大分市営陸上競技場のスタンド)
高校3年生にとっては全国に繋がる最後にして最大の大会。最高の舞台、条件でプレーして欲しいと願う者です。
大分市陸、佐伯市陸、日田市陸、中津市営サッカー場等多くの観客を収容できる施設を優先利用することをもっと考えて頂けないものだろうか?
そこで一案・・・
■会場割り当て
1・2回戦 ・・ 県協会人工芝・実相寺・上原・杵築・カレッジ・禅海
3回戦 ・・・佐伯市営陸上競技場・日田市陸上競技場(or野口原競技場)
準々決勝 ・・・中津市営サッカー場・大分スポーツ公園サブA
準決勝 ・・・・大分市営陸上競技場
決勝 ・・・・・大分銀行ドーム
■期待される効果
1. 土のグラウンドが排除でき、会場による公平性の確保と質の高いサッカーが期待できる。
2. 県内各地で開催でき、地元高校の応援にも行き易くなり高校サッカーへの関心が更に高まる。
3. 3回戦以降は天然芝グラウンドの使用により、伸び伸びとしたプレーが期待できる。
4. 応援観戦がし易く、歓客動員数の増加も期待できる。
どうでしょうか? 協会関係者の皆さん!
一考の余地はないものでしょうか? (秋の夜長を泣き通す、ああ面白い虫の声。てか?)
ふるさと再発見!
やはり大勢の観衆の前での試合は、やる気とモチベーションを揚げるには良いと思います。