ナチスドイツのホロコースト、アウシュビッツ強制収容所について書かれた本はたくさんありますが、この本は、それだけに留まらず、主人公が何度も脱走を試みるスリリングな冒険や、家族、友人への愛情、仕事の大切さ。そして憎しみ合うことが戦争を拡大していくという事実がリアルに書かれています。是非一読の価値があります。私は、3時間で一気に読みました。