きょうの映画です。
ナチスドイツによるユダヤ人絶滅計画(ユダヤ人問題の最終的解決 )を決定した、ヴァンゼー会議を描いた映画です。
映画は、ほぼ会議室の中だけで進みますが、目が離せません。
そもそも、彼らは、ユダヤ人を虐殺することにためらいは無く、
どうやったら効率的に殺せるか、自分たちの管轄区の負担が増えないか、。
そんな事ばかりが議論されています。
【会議の中の会話の一部です】
ユダヤ人は寄生生物であり永遠に増殖します
健全な民族の文化に巣くうカビです
民族と国家と社会の衛生のために必要なのは、病原体を根絶することです
問題解決には悲劇も伴いますが、避けられないでしょう
のちの世代には決断力も本能の覚醒もないでしょう
我々が重荷を背負うことで、あとの世代が幸せになるのです
ユダヤ人は罰せられるだけのことをしたんです
我々の正当防衛です
やらなければやられます
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会議では、1100万人を殺すことが決まりましたが、
実際には、600万人が殺されました。