- 眼鏡を新調した。通勤用に1本と、ドライブ用にもう1本で計2本。家内に聞くと日本にはZOFFとそれに対抗するJINSという格安販売店があって、それぞれ最低5,000円で眼鏡を購入できるという。早速、ネットで2社の評判を検討した結果、薄型非球面レンズを採用しているJINSに決定し、家内を助手席に乗っけてデパートまで車を走らせた。売り場に到着すると、シャツにジーンズ・白いスニーカーと、ラフな格好だが言葉遣いはかなり丁寧なスタッフのおねえさん達が忙しそうに、訪れる買い物客に対応しているのが見えた。早速、近くにいた感じの良い女性スタッフに声をかけ、眼鏡を買いたいと伝えると、彼女は笑顔で、PCをお使いになる際のお仕事用ですか?それともドライブかなにかプライベート用ですか?と尋ねてきたので、『そうだな、通勤用に一本と、ドライブ用にもう一本欲しいね。』と答えると、畏まりました。ではあちらで視力を測らせてくださいと言われ、お店の奥に通された。
それからさほど時間をかけることなく視力の測定は終わり、次にフレームを展示品の中からお選びくださいと言われ、少し時間をかけて2本選んだが、残念ながら5,000円では気に入ったのが見つからず結局、通勤用には8,000円のもの、ドライブ用には色のついたサングラスを重ねることのできる12,000円のものを選び、合計で税込22,000円をクレジットで支払い、お姉さんの笑顔のお見送りに、気分良くして帰宅した。サービス・価格には不満がないものの、眼鏡を試着するたびにお姉さんが判で押したように『お似合いですよ。』といかにもマニュアル通りの笑顔で囁くのには、ちょっとだけ閉口する。まあでもおかげで勧められた眼鏡の通勤用の方は軽くてしっかりフィットするし、ドライブ用もサングラス機能が付いていて、湘南の海岸を車で飛ばした際も、日光が全然気にならずゴキゲン(死語)だった。
古い眼鏡は引き出しに閉まったままである。
2020/4/4