銀座資生堂パーラーの地階にある資生堂ギャラリー。
現存する日本最古の画廊のようです。
画廊は最古だけど展示されている作品は現代アート、
それに資生堂パーラーの一階のディスプレイは季節を感じるものが多くて
それも見るのを楽しみにしています。
今 開催しているのは新進アーティストを応援する公募プログラムの
第 3 期展 岩崎 宏俊 展 2024 年 4 月 23 日(火) ~ 5 月 26 日(日)
大展示室の壁面にプロジェクションされるメインの映像作品《ブタデスの娘》です。
パンデミックの影響で会うことがかなわなくなった人や風景の記録映像をトレースすることで
アニメーションを制作しています。その行為を「追憶」と捉えて
“記憶の在り方” をテーマにしています。
『記憶の中の風景は思い出すたびに少しずつ変化する。
もしかしたら、私たちは思い出すたびに記憶を新たに作り出しているのかもしれない。
再現ではなく生成。』とリーフレットに書かれていました。
映像を見て音声を聞きながら自分の過去の記憶の捉え方について
いろいろ考えてみました。