秋の栞

デジブック 『秋の栞』 

 

但馬に雲海が出始めたのを知りながらも中々時間の調整と気象条件が嚙み合わずにいましたが、22日にようやくそのチャンスが巡って来ました。

気象条件は薄雲りで満点ではありませんでしたが何とか念願のスポットから撮影することが出来ました。

予定では、悪路ながらも林道を車で登ることにしていましたが麓では通行止めのゲートが閉じられていました。

ここしばらくの長雨の影響なのか落石のために車両は通行出来ず、仕方なく標高約９００ｍ余りを徒歩で登るしかありませんでした。

月の明かりを頼りに登り始めましたが五合目辺りで空は白み始め焦る気持ちが湧きあがりますが延々と続く坂道を前にどうすることも出来ず

ただひたすらに歩むしかありませんでした。

撮影しポットの峠に着くと見事な雲海が広がっています。

「来てよかった！」と叫びながら、全身汗をかいた体を冷やさないように留意しながら撮影にかかりました。