奥はイヤ？

滅多に乗らないバスだけど、そこそこ混んでる路線って一定の法則がある気がする。
それは前半分がギュウギュウでも、奥に行けば２人掛けを１人で座ってる席が幾つか有ったりすること。
昨日も検診の帰り病院前からバスに乗ったら、前側はギュウギュウ。
雨に濡れた傘も持ってるのに、隣とくっ付きそうな感じだし、更にまだ乗って来る人も居る。
なのに、だ～れも奥に詰めようとしない。
ってか、隙間から見たら、１番後ろの５人掛けの席のど真ん中開いてるし、２人掛けに１人で座ってる人も何人も居た。
真ん中の扉奥から１段高くなってて、確かに背の高い人は天井に頭が擦れそうかも知れないけど、そんな人はごく一部。
でもこの段差が、何かのバリアになってるのかな？
傘で濡れるのもヤダし、何と言っても揺れるバスに立って乗ってたらキモチが悪くなる自信有り！
だから「済みませ～ん。」と人を掻き分けて奥に進んで座席に座った。
バスが走り出して暫くして、何やら前の方でちょっと揉めてる感じの声が。
雑音に混ざって聞こえて来る声は・・・
年配の女性「○×□※・・・」
若い女性「揺れるバスに立っているのが苦手で・・・」
年配の女性「私だって弱者なんですけどっ！」
結果、若い女性が席を譲った様だった。
確かにね、ギュウギュウ詰めの前側に、老人パスでタダで乗ってるお年寄りが数人居た。
立ってる人も何人か居たと思う。
でもさ～、後ろに来れば誰かを退かさなくても座れるのに、「私も弱者なんですけどっ！」って凄いセリフ。
席を譲った若い女性も後ろに座ってれば、こんなことにならずに済んだかも知れないのに。
電車もそう、出入り口付近はギュウギュウでも、奥の方は座れることは無くてもゆったり立てるスペースが有る。
次の駅で降りるんじゃなきゃ、基本奥に行くけど、たま～にそれで危うく降りれなくなりそうだったことが有る。
そこが難しい。