今月は新作、廓文章 吉田屋。
本編の前に仁左衛門さんのインタビューがあった。
私が仁左衛門さんを知ったのは孝夫時代に必殺仕事人に出ていた時なので、それ以前のご苦労された話なんか「へ~」という感じで興味深かった。
さて本編・・・イイ、マジで良い、仁左衛門さんのダメ男っぷり最高。
舞台と違ってシネマ歌舞伎なんでアップとかもちょくちょくある。
その時に仁左衛門さんの衣装の布の切り替え部分に屋号の松島屋とかちょっとした文章が刺繍してあった。
・・・ん?あれ?そう言えば先日の初春大歌舞伎の時にイヤホンガイドで、昔は貧しい人が紙の着物を着ていたとかって解説があったよな・・・
どの演目か忘れたけど、義経千本桜じゃないだろうし、あっ、二幕目は夕霧名残の正月!
夕霧に伊左衛門!
これって同じ話の前と後とか???
夕霧名残の正月だと夕霧は病気で死んじゃってるから紫の鉢巻きした幽霊だけど、廓文章 吉田屋では夕霧は病気でやっぱ紫の鉢巻きしてた!
ってことは仁左衛門さんの衣装の刺繍がある部分は手紙とか紙を縫い合わせた感じを出す為のデザインなんじゃないか?
そんなことを考えると、ホホ~って感じでますます歌舞伎が面白い。
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