先日のPlaylist『Summer Madness』で「You're My Baby」を使ったところ、評判がいいようなので急きょアルバムをご紹介...♪
鈴木茂&ハックル・バック → ティンパンアレーを経て渡米した佐藤博がヴォーカルにWendy Matthewsを迎えて1982年に発表したアルバム...
この前にもソロアルバムがありますが、私はこのアルバムが彼との出会いで、そのキッカケは山下達郎氏のアルバムでのピアノ・プレイが気になっていたから(だったと思う^^;)。
01- Awakening (覚醒)
02- You're My Baby
03- Blue And Moody Music
04- Only A Love Affair
05- Love And Peace
06- From Me To You
07- I Can't Wait
08- It Isn't Easy
09- Awakening
10- Say Goodbye
11- Blue And Moody Music
このアルバムのポイントは「打ち込みサウンド」ということになるのだろうけど、要はそれまでのコンピューターミュージックの主流であったテクノとは一線を化す、粋なAOR/SOULを表現したところ。
そしてこれはその当時を振り返ってみてもMarvin Gaye『Midnight Love』、Steve Winwood『Arc Of A Diver』あたりに匹敵する画期的なものと言ったら褒め過ぎか(?)
よってこの時代によくある「豪華なゲストミュージシャン」といった肩書きもなく、しいてあげればWendy Matthewsのヴォーカルと山下達郎氏がギターを弾いているくらい...
もうひとつのポイントがそのWendy Matthewsの透き通るような涼しげなヴォーカルで、決して上手いとは言えない(失礼^^;)佐藤氏のヴォーカルとのコントラストが絶妙(^^)
全体的な流れが良いアルバムなので1枚通して聴けちゃうけど、「02」、「04」、「06」、「07」、「10」あたりは本当によく出来ていると思うわ...
ちなみにWendyが参加していないぶん華やかさには欠けるものの、次作『Sailing Blaster』も同趣向の良いアルバム。
しかしその後の日本語で歌い出してからの彼は、個人的にダメなんですよねぇ(^^;)
(Jazz/Fusion/AOR,Awakening,1982)
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これは本当に名盤ですよね。
打ち込みでこれだけメロウで乾いた空気感を表現できるのは、
この人だけでしょうね。
当時のサンプリング技術でこれだけのサウンドを作り上げた
そのセンスに脱帽です。
好きな曲はucchiさんとほとんど一緒ですね。特に07はお気に入りです。
長年アナログ盤で愛聴してましたが、去年CD再発されたの嬉しかったですね。
しかもリミックス、リマスタリングで・・・。
Kaz-shinさんも紹介されていたんですね。
Kaz-shinさんのブログは、情報量がありすぎてまだ全部読みきれていないものですから(笑)
さっそくトラックバックさせてもらいました。
またよろしくお願いします