Mary Louise Knutson / In The Bubble

4月1日付けでの人事異動が内示されたりと、何かとあわただしいこの頃...（^^;）

お約束どおり本日紹介するのは、先日デビュー作の『Call Me When You Get There』(2001年) を紹介した「Mary Louise Knutson（マリー・ルイーズ・クヌットソン）」の、なんと10年ぶりとなる2ndルバム...♪

■ Mary Louise Knutson / In The Bubble　(Meridian Jazz, USA, MERIDIAN002, 2011)

01. It Could Happen to You
02. Bluesette
03. Bernie's Tune
04. You Are My Sunshine / Luminous
05. Sea of Qi
06. Can You Hear Me Now?
07. That's All
08. You Don't Know What Love Is
09. Talk to Me
10. In the Bubble

Personnel : Mary Louise Knutson (piano), Gordon Johnson (bass), Phil Hey (drums on 01,02,03,06,07), Greg Schutte (drums on 04,08,09,10), Craig Hara (drums on 05)

Recorded, mixed, and mastered by Steve Wiese, Miles Hanson, and Mary Louise Knutson in the "A" Room at Creation Audio, Minneapolis, MN

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まずはジャケ写真に月日の経過を感じずにはいられないところであり、またその10年という月日はワタシにとってもおんなじというところにショックを隠せずといったところ...（^^;）

まあそれはさておき（笑）、今回もベースには、同郷の重鎮「Gordon Johnson（ゴードン・ジョンソン）」を据え、ドラムスは複数を使い分けるという、前回と同様のシステム...（^^）

デビュー作から10年間の彼女の生活は知る由もないものの、音楽的な面では実りある時間だったことが伺い知れ（^^）、

従来から持ち合わせた「端正」、「流麗」といった面に加え、「力強さ」と「クロっぽいブルース臭」、「リリカルな現代的側面」も何気に感じさせる今作...（^^）

ブルージーでグルーヴ感あふれる「01」、歌心あふれる「02」、「09」、力強いタッチが印象的な「03」、これまでになくリリカルな「05」、ボッサ調にてジツに爽快な「10」など、

『次作までは10年も待たせないでね...（^^）』と大きな声で言いたい佳作... ♪

それにしても今作も「Gordon Johnson（ゴードン・ジョンソン）」のベースは、重量感とキレを感じさせ、じつにイイですなあ～（^^）

【以下は新譜案内より】

2001年の「Call Me」以来10年ぶりとなる待ちに待ったミネソタの美人ピアニスト、マリー・ルイーズ・ヌットソンのセカンド・アルバム。相変わらずきびきびとした美しいタッチの鍵盤捌き、程よい塩梅のグルーブ感、ファンクネス、そしてリリシズム・・・。演奏のみならず曲作りの上手さに定評のある彼女ですが、新作でも4曲のオリジナルを取り上げています。中でもアルバム・タイトル・ナンバー「In the Bubble」が最高だ！秋の涼やかな風を感じさせる心地よさ、淡く切ないサウダージが溜まらない。

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