前のinfoseekのダイアリーでも取り上げたことがある、秋になると聴きたくなる1曲。
とにかく哀愁味あふれるメロウな曲で、そのイメージは枯葉舞うセントラル・パークといった感じ(笑)。
そしてメロウ系ソウルを語る時にはよく取り上げられるクラシック的な曲でもあります。
その哀愁感の源はメロディラインやヴォーカルの声質、間奏のトランペット・ソロなど多々ありますが、一番効果を出していると思われるのが「ハンドクラップ」(いわゆる「手拍子」)。
80年代初期のファンクやダンスものにハンドクラップは付き物ですが、一般的にはビートやノリを強調するために使用されており(最たる例はRick James)、哀愁感を引き出すといった効果を生み出している曲は他に思い浮かびませんな。
グループ自体は、初期のChangeやB.B.&Q.Bandなどと同様、プロデューサー(当グループはGiuliano Salerni)がスタジオ・ミュージシャンを集めて作ったプロジェクト的なグループでアルバムもこれ1枚のみ。
それにしても高いな、これ↓
(Soul/Mellow Groove,『You'll Never Know』,1981)
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