
ヨーロッパのジャズを聴くようになってから、度々お世話になっているのが、我が国が誇るスーパー・ジャズ・レーベル『澤野工房』サン...♪
同工房が独占(?)契約のうえ、幾枚かのアルバムをリリースしているのが、この「Vladimir Shafranov(ウラジミール・シャフラノフ)」ですが...
なんでも『ウラジミール・シャフラノフは、1948年にロシアのレニングラード(現在のサンクト・ペテルブルグ)に生まれ、1973年イスラエルに移住し市民権を得、その一年後にフィンランド人の妻と結婚し、1980年にはフィンランドの国籍を得て、現在はフィンランドの孤島に住み軽快なフットワークで音楽活動を展開している』とかで...
本日紹介するコチラは、そんな彼がフィンランドのヘルシンキにあるクラブ「グルーヴィー」で録音したライブ作品...♪
■ Vladimir Shafranov / Live At Groovy (1981) (Atelier Sawano, Japan, KOCD-35, 1999)
01. Moon And Sand
02. Bitter Sweet
03. Who Cares
04. Rhythm-A-Ning
05. Momennts Notice
06. Autumn Leaves
07. Withount Song
Personnel : Vladimir Shafranov(piano) / Pekka Sarmanto(bass) / Jukka-Pekka Uotila(drums)
Recorded at Groovy Jazz Club, Helsinki, Finland, in 26, 27. June. 1981
何はともあれ「アレック・ワイルダー」作の「01」...
ドラムスのリムショットが静かに鳴り響くなか、「シャフラノフ」のピアノが気持ち良く転がる極上の「ジャズ・ボッサ」に仕立てられており、程よく調和されたスィング感とクールなグルーヴは、「欧州ジャズ」の美意識であり醍醐味とも言えましょう...(^^)
ほかスピード感あふれる「コルトレーン」の「05」では、卓越したテクニックが見てとれるし、「ペッカ・サルモント」(b)と「ユッカ=ペッカ・ウオティラ」(ds)の控えめながら堅実なサポートぶりもお見事...^^
そして11分にも及ぶスタンダードの「06」も、ことのほかウツクシイ...♪
1980年代半ばにニューヨークで活動していた彼が、アメリカのレーベルから発売した『White Nights』(下画像左から2番目)も好評のようだけど、個人的にはコチラのほうが好みでした(^^)
















※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます