
古くから「欧州ジャズ」を聴いている方々にしてみれば「何を今さら...」のアルバムかもしれませんが、昨年あたりから聴き始めたワタクシにしてみれば、こんな「名盤」も初モノなワケでして(^^;)、
コレがウワサに違わずスバラシイ内容で、新年早々「良い買い物ができた」と1人勝手にご満悦...♪
■ Trio Pim Jacobs / Come Fly With Me (1982) (Re-issue:Universal Japan, UCCU5512,2006)
01. I've Got The World On A String
02. Spring Will Be A Little Late This Year
03. Come Fly With Me
04. Autumn Leaves
05. Who Can I Turn To
06. I Love You
07. Body And Soul
08. Sultry Serebade
Personal : Pim Jacobs(piano) / Rudd Jacobs(bass) / Peter Ypma(drums)
オランダのピアニスト「ピム・ヤコブス」が、1982年に弟の「ルード・ヤコブス」(b)、そして「ピーター・イプマ」(ds)と、オランダにて録音したトリオ作品...
ご覧のとおり「アメリカン・スタンダード」を中心とした選曲のなか、スウィングしながらも決して「オーバー・ファンク」しない、その洗練されたピアノ・タッチは「欧州ならでは」と言えましょうか...
とりわけ軽快にスウィングする「01」や、「02」、「03」などミディアム・タッチの曲における「歌心」あふれるプレイが印象に残るけど、名曲「04」の解釈も面白いし、ブルージーな「07」をサラリと聴かせる感覚もお見事...^^
そしてコレもよく言われていることだけど、このアルバムはホントに「音」が良くて、ベースの低音からピアノ、シンバルの高音まで非常に「クリアー」に、ワタシの部屋の(大したことない)オーディオ装置をもってしてもそれなりに鳴ってくれるのが、なんだかとってもウレシイ...^^
なんでもこのアルバムをもって「当たり前がベスト」と言った評論家センセイがいたそうだけど、要はセンスあふれる選曲と着実丁寧なプレイが「名盤」を生むということだろうし...
兎にも角にも「流行」や「卓越したテクニック」など「何処吹く風」と(^^)、『いつでも傍らに置き、気軽に(良い意味でね)楽しみたい』アルバム...♪
↓左は2006年リリースの「リマスター盤(プラケ)」、右は1997年リリースの「紙ジャケ盤」...^^




↓コメントいただいた「ジャズカバさん」も紹介されています。
こんにちは。昼下がりに持って来いの逸品。いいですね、大好きです。色々と個人的な思い出のある作品です。多くの人に知られるようになって良かったと改めて思います。
また宜しくお願い致します。
ジャズカバさんもお気に入りのアルバムというだけで、なんだかコッチも嬉しくなっちゃいます(^^)
ジャズカバさんが紹介されていた「Rita Reys」との共演盤も今度聴いてみようと思っています。
では、またヨロシクお願いいたします(^^)
遅れてしまってどうもすみませんでした。お言葉に甘えてTBさせていただきました。失礼をしてしまいましたが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。
コチラも怠慢で(汗;)レス遅れることもままあるので、全然気にされなくて結構ですよ。
では、今後ともよろしくお願いいたします(^^)