おとーちゃんの部屋から、バルコニーを経て、離れの屋根までが行動範囲だった清志郎が、階下に侵攻しつつある。
最初はおっかなびっくりだった癖に、一度降りてしまうと傍若無人である。
さて、ここで被害を受けるのは、アーチンとボーダーコリーのルーデル大佐である。
アーチンを兄貴分と思っておるゆえか、後ろを付けまくって邪魔をしておるし、ルーデル大佐は見慣れぬデカい猫が見えたゆえ、ワンワン吠えておる。
・・・・やかましいわ!!!
まぁ、アタシはおとーちゃんと部屋で一緒に部屋でグダグダしておるゆえ、雑音以外は害が無いので良いのであるがな。
う:「気の毒なアーチンである」
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