昨日のお話。
陛下と清さんが居なくなってから、落ち着きがなくなったこの男。
「探しに出るから早く外に出すのだ」
気が済むまで探してきてください。
で、私用があって、Skypeでriderさんと通話してたんですが・・・・。
30分くらい経った頃でしょうか・・・・。
「おわー!おわー!」と、鳴き声が。
「ああ、殿下のお帰りかぁ」
と、いつもの様にスルーしていると、うちの母が・・・・
「ちょっと!ちょっと!あんた!ちょっと!あれ!」
くだらないコトで大袈裟に僕を呼ぶのが母の癖。
またどうせつまらねぇコトだろうと思って部屋から出ると・・・。
殿下が白黒猫を連れてきてました。
白黒ハチワレの痩せっぽちネコです。
あんまりにも埃まみれでちょっと酷い状態だったので、風呂で洗って、タオルドライで乾かすと・・・・
「風呂役、大儀であった」
・・・・・・陛下?
「食事がしたいのであるな」
いやいや、確かに陛下は僕の膝の上で大往生して、荼毘に付して、清さんと同じ墓所に納骨したんで、陛下の筈がありません。
「どうでも良いから、さっさと食事を供するが良い」
いやいや、それは構わないんですが、アナタはどこの誰??
「細かいコトを気にするようでは出世せぬぞ」
いや、だから誰?
「気にするな、ここに住んでやるから嬉しく思うが良い」
そこ、陛下の玉座だったんですけど。
結局、居着いてしまいました。
外傷無し、去勢されてます。
性別は♀、陛下よりは体重が軽く、2.0kg程度。
獣医さんにも診て頂きましたが、健康そのもの。
カラーリングはうに様そっくりのタキシードにソックス。
再度riderさんとSkypeでカメラ通話して見せると、riderさんも絶句。
色々話をして、魔界転生したものと考え、継続して「うに」と命名。
帝国再起動です。
殿下、次は清さんの魔界転生を探してきてくだされ。
「オイラ、探してくるよ」
・・・・あんまり無理しちゃいかんぞ、殿下。
家族とriderさんが証人の、嘘のような本当の話。
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