皆さん、『MONSTER』（モンスター）という漫画をご存じですか？
MONSTERは、浦沢直樹さんが書かれた、ドイツを舞台としたサスペンス漫画です。
浦沢直樹さんの漫画と言えば、YAWARA!、20世紀少年が有名ではありますが、このMONSTERは、単行本は全18巻が出版され、累計2000万部以上を売り上げています。さらに、テレビアニメでも放送されていたことがあるので、漫画は読んでないけど、アニメは見たことがある。という方も多いのではないでしょうか？
そんな人気漫画『MONSTER』なのですが、不覚にも、私、植木栄次。読んだことがありませんでした…。
名前は聞いたことがあったのですが、手に取る機会がなく。このまま知らずに人生を過ごしていく所でしたが、新しく行った歯医者にこの漫画の単子本が置いてあり、待ち時間に読み始めたら、どはまりです。
まだこの漫画を知らない人は、ぜひ読んでいただきたいので、あらすじなどを含めて、ちょっと魅力をご紹介します。
ネタバレ的な要素も含みますので、ご注意ください。
■あらすじ
主人公は、天才的な腕を持つ日本人医師・テンマ。院長の娘と婚約し、幸せな生活を送っていた。そんな時、強盗事件の被害者として少年・ヨハンが運び込まれてきた。テンマは、院長の命令を無視し、少年・ヨハンの手術を執刀したため、出世コースから外され、さらに院長の娘との婚約も解消させられてしまう。
その数日後、院長達が何者かによって毒殺されたことで、テンマは医師として、再び働くことに。それとほぼ同時に、ヨハンはともに運び込まれた妹とともに病院から姿を消してしまう。
その9年後、ヨハンと再会したテンマ。院長らを殺害したのはヨハンであること、さらにヨハンは、殺人を繰り返している殺人鬼であることを知る。
しかし、院長らの殺人事件を捜査していたルンゲ警部に疑われて殺人の容疑者として指名手配されてしまうテンマ。テンマは、指名手配犯となり追われる身となりながら、ヨハンの殺人を止めるために、行方を探る旅に出る。
といった内容です。
あらすじを読むだけでも分かるかと思いますが、はっきり言って楽しい漫画ではなく、怖いです。ミステリー漫画だと思います。
中には、面白くないという人もいますが、とにかく感動しました。
あとは、世界観が凄い。浦沢直樹ワールドというか・・・。一応、医師のテンマって人が主人公なんですけど、漫画を読んでいても、全く出てこない事があるんですよ。普通なら、考えられないですよね。だから逆に先が気になるｗｗ。この点も、どはまりポイントです。
ちょっと気になった点といえば、ドイツが舞台ということなので、登場人物の名前はカタカナです。
カタカナが苦手な私、植木栄次は、読んでいてこの名前誰だっけ？という事がありました。でも、2度、3度と読み返すことで、色々な事が更に分かった気がします。
このMONSTER、電子書籍でも読めるということなので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか？