我が家の坊のお話
うちの息子は究極の『おれ様』
まさに『坊』
千と千尋の神かくしが上映されてから、夫と私は息子のことを『坊』
と呼ぶようになった。
小さいときから我が家で一番エライ!!
「まあくんのうったとおりでしょ」(言ったとおり)
が口癖
「だっこらだっこら~~だっこするのら~~」
と騒ぎまくる
本当に可愛い『坊』でした。
大学生になってからも・・・
『起こしてくれなきゃ単位落としちゃうぞ!!』と強気
(いや実際には言ってませんけどね)
でもそんな坊も晴れて就職が決まりました。
でも考えてみれば、生まれてきてくれてからずっと坊の好きなようにさせてきた
赤ちゃんの時からやりたい放題
トイレットペーパーを部屋中転がして大喜びしたり
お父さんのお気に入りカセットテープ(当時はカセットテープでした)に
小さい指をつっこんでシュルシュルシュルシュルテープを全部出したり
ちゃぶ台の上に小さな椅子を置いてそこでご飯食べたり・・・
ありえないほど好き勝手する『おれ様』
中学3年の受験生の時『太鼓習いたい』と言いだし
和太鼓を習いに行く。(母は発表会ごとにビデオもって追っかける)
高校2年になるといきなり『ダンス習いたい』
月謝3万円もするダンススクールに通う。
好きなようにさせていたけれど、
そういえば、どんなときも相談にのってあげたことはなかった・・・。
「お母さん、俺って何学部にすすめばいい?」
高校3年生の時に相談されたが・・・
「はっ?!そんなん知らんし」と冷たく対応。
担任の先生がとても親身になって考えてくれて
「○○くんは法学部に進めばいいと思うよ」とアドバイス。
素直に法学部に進んだ『坊』
考えてみれば、赤ちゃんの時から坊が『やりたい!!』ことは精一杯応援してきたが、
『どうすればいい?』と弱気で相談してきたことは全てスルー
やったような。
『坊』なんやから自分で決めな!!
と思っていたわけではないけれど・・・
思い返してみるとそんな感じ・・・・
就活の時も親は全く関知せず。
ひとりであっちこっちまわってたな~。
「俺は面接で落ちたことがない」
と強気の坊だった。ほんまかいな
でもちゃんと『坊』らしいジブリ関係の広告会社に決定!!
我が家の『坊』はやっぱりエライ
我が家の可愛い可愛い『坊』
自分の思うがままの道を進んでいってね