日本の伝統的な彫金技術
タガネ彫り
当店のもっとも得意としている、和彫りの彫金細工。龍のモチーフをメインとして、リング、ペンダント、ネックレス、ピアスなど、オリジナルデザインを作製しています。
今回は、和彫りと洋彫りの違いなど、少しご案内したいと思います。
日本の彫金技術に似たもので、ハワイアンジュエリーなどで施されるもので洋彫りが、あります。
◾️k18金製、洋彫りの
◾️SV925 シルバー製の洋彫りペンダント
◾️SV925 シルバー製の洋彫りバングル。
日本の(和彫り)タガネ彫りは、叩き引き。
洋彫りは、押し切り。日本とは、まったく逆となります。
日本の鏨(タガネ)は、非常に繊細で、細いものから太いものまで、多種にわたります。
◾️実際に職人が製作に使用している、タガネ工具の一部です。
タガネとは、彫金を施す際に必要な、彫るための道具の事です。
タガネの種類は、平たいものから、尖ったもの、太さも多種あり、彫金を施す材質や、模様などによって、最適なタガネを用いて細工を施していきます。
ほとんどのタガネ工具は職人自身の手によって改作や自信で作ったタガネ工具を使用しています。一流の彫金師によっては100本以上のタガネを所有し、自在に操ります
代表的な刃が 片切りと言うタガネで、刃が斜めになって 筆のような線から払い、曲線などのタッチが出せます。
日本の彫金、和彫り技法は、ハワイアン彫りなどの洋彫りよりも、手の込んだ繊細な仕上がりになっています。
当店オリジナルのタガネ彫りを施した、龍神シリーズの品々です。
如何ですか、洋彫りに比べて、細かく繊細な彫りが施されているのが、わかるとおもいます。
タガネ彫りはもともと、日本刀の鍔(つば)に彫刻をするのに行なわれていた技法です。
それ以降は、箪笥の鍵の部分などにタガネ彫りが施されていました。
このような伝統技術が受け継がれ、現在のジュエリー業界を支えてきています。
1点製作するのに、数千ヶ所から、大きさなどによっては、数万ヶ所ものタガネ彫りを施す事もあります。当然作成日数も数ヶ月以上、要するものも、写真のように、タガネ彫りをし、迫力ある顔立ち、臨場感のある仕上がりになっています。
職人の技量やセンスによって、その仕上がりは、大きく違いが出てきます。
当店のタガネ彫り職人は40年以上のキャリアを持ち、特に龍のモチーフをもっとも得意としていますので、ご覧の様な仕上がりで、納得の出来映えかとおもいます。
また、さらなる龍モチーフの新作を作製中ですので、HP、インスタ、ブログ等で随時更新させて頂きますので
皆様の沢山のお問い合わせを、お待ち致しております。