梅を調べる

今日はネットで検索

グッド!モーニングのお天気検定で、『梅の』源平咲きとはどんな咲き方?が問題で、

2022-02-15 22:45:06 | 日記
同じ枝に赤と白の花が、正解で、赤と白の花の『桃の木』の画像だった様なので一言

桃で、赤と白の花咲くのを一般に「源平咲き」と言っているようです。
梅は、紅と白の花が咲く木を「咲き分け」と言うのが一般的だと思います。
一枝に紅白咲くこともありますが、気づき難いです。
梅は元々白い花なので紅の花になってしまったところは、紅の花しか咲かなくなります。
白い花には、紅が混ざっているのですが、遠目には、白い花の中に、数か所に紅の花が固まって咲いている感じになります。
咲き分け種は、開花が遅いのでまだ、咲いていないでしょう。
三月三日に桃の花でやれなかったのでしょうか。
 お天気検定を扱っているブログに出典は日本気象協会の様に書いてあったのですが、
1本の梅の木に白と紅が!! なぜ同じ木に違う色の花が咲くのか。とあり一枝とはありません。
ただし、一枝の紅白の写真はあります。見栄えの良い桃の花の写真があるので画像に使ったのでしょう。
もともとは赤い梅の木。色素ができなくなって白くなる。と間違ったことが書いてあります。
梅の野生種は白花です。わずかに、紅の色素もあるようですが、紅花は、杏、李との交雑によるものと考えられます。
 そのまた、資料に突然変異キメラとあるのですが、キメラは通説のようです。突然変異は相当低い確率だと思います。
最近聞いたのが、接ぎ木で台木と穂木がつながる時にキメラが起こりうるそうです。そこから不定芽が出れば紅白になるのかもしれません。

TBSの世界ふしぎ発見で、「万葉仮名の梅は烏梅」としていました。 決めつけ過ぎではありませんか。

2019-08-25 13:52:35 | 日記
TBSの世界ふしぎ発見で、「万葉仮名の梅は烏梅」としていました。
決めつけ過ぎではありませんか。
万葉仮名は、同じ音に、幾つかの漢字を使っています。
万葉集、古事記、日本書紀では、時代が違うので使っている漢字が違うようです。
(梅は、古事記、日本書紀には書かれていません)
梅花歌32首では、28首が烏梅ですが、宇米が2首、汙米、宇梅が1首あります。
後追和梅歌4首では、宇梅が2首、有米、烏梅が1首です。
烏梅が遣隋使・遣唐使により薬用として伝えられたので、ウメと言われているとの俗説が広くありますが、以前は、古事記、日本書紀には書かれていないので、遣隋使・遣唐使により伝えられたとのせつが定説のようにせされていましたが、現在では、弥生時代の遺跡から梅の核が発見されるので弥生時代に伝えられたとされるのが定説です。ただし、縄文時代に伝えられたとされる桃と同じ遺跡から梅も発見されていて、桃は数多く発見されるので発見状況が詳しくわかるので確かだとされていますが、梅は確か1個半しか発見されていないので、発見状況が詳しくわからないので確定していません。炭素年代測定をすればはっきりするはず?
烏梅を遣隋使・遣唐使が伝えたとすれば、漢音ですからヲバイです。
烏は、漢音の前の呉音で、ウ、漢音で、ヲ(オ)梅は、呉音で、マイ、メ、漢音で、バイですので、烏梅がウメと区別するためにウバイとしているのではないでしょうか?
そもそも、梅の語源に定説はありませんが、中国語に由来するのは確かのようです。
ウメは、その経過が複雑なので定説がないようです。
梅の呉音が、マイ、メ、とあるのは、マイが中国語で、メは日本語音だと思います。現代中国語がメイなので誤解されやすいのだと思います。
そもそも、日本語には、エ列音は無かったそうで、ア列音とイが母音融合してエ列音ができたのはほぼ定説(異説もある)だそうです。
梅の呉音のmaiは、日本語のように発音するとmeとなるようです。
また、当時は中国語のマ行を、日本語にすると前にウがついてしまったようです。
馬は、中国語のマにウが付いて、ウマが定説です。
梅は、中国語のマイがメに変化して、ウが付いて、ウメになったようです。