ゆらゆらと

二万人を越える、ニートがいるのだと
ニュースを見た。

三万人を超える、自殺者がいるのだと
ニュースを見た。

東京にいて長くなるが、朝の電車が人身事故で止まる事は
もう日常茶飯事になった。

豊かになったが、豊かではなく、むしろ生きにくい時代と言われて
もう十数年目になる日本である。

神山監督の『東のエデン』にも、２万人のニートが
出てくる。
感度の良い監督だけに、良い作品であった、
メッセージも多かった。

本当に就職難ではあるが、労働の場が無い訳ではない。
また、蟹工船のブームからも伺える、きつい労働現場が
今も有るということだろう。
日本のビジネスは、クライアントと業者という関係だが
欧米ですとパートナーという責任を共有する関係ですね。
そろそろ、そういう関係で仕事がしたいですよねー。

例えば、働きたいところがないのなら、働きたい事を自分で作り、
資本金がなくても、
NPOを立ち上げて、行政が手を伸ばしきれない
ニートの救済、街の活性化、清掃事業などなど、
出来ない訳ではない。

こんな世の中だからこそ、マンパワーを必要としている
シーンは数あるといえる。

たとえば、食料自給率を挙げる事業。
環境問題に関しては、すでに、バブル化しつつあって
参入は難しいかもしれない。

が、マンパワーを必要としている訳ですよね、不景気でも。

最近、若者が夢が見れないという言葉を耳にする。
が、改革できるチャンスも多いとも言える。

やる気を見込んで、有意義な活動には、国も企業も若者に出資してほしい物である。




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