undergroundman* ブログ

つれづれに

やっぱり経済も心意気(こころ粋)しだい?

2009-12-27 11:59:12 | よしなしごと
100年に一度の不況ということで
資本主義に対しての憎悪が募っているようにもかんじる。

マイケルムーア監督のcapitalismも話題になっている。

しかし、世界が不幸になる事を望んで、資本主義に
世界が向かった訳ではないだろう。
よりよい生活をだれもが望める社会を目指したであるはずだ。
マックス・ヴェーバーとか。

自給自足そして、物々交換。
やがて、価値を安定化する貨幣を生む。
そもそも、ヒトの生み出した経済でヒトはまた悩んでいる訳だ。

歴史的には、東インド会社から始まったとされ
その後、安定供給にたいしての所謂、大量生産という方法にて
経済を豊かにする。
(自然界からの搾取が激しくなり環境に悪影響も;)

しかし、この豊かさは、右肩上がりでないと不都合なのだ。
国内での同ジャンルのライバル企業どうしの競争原理が有る為
より、効率化、生産力競争を生むが、それも飽和すると、
海外の発展途上国の低賃金労働力に頼る
(これにより、日本の技術の流出にもなった;)
しかし、ライバル企業もすぐに追いつく。
(搾取にも限界?)

そうなると、次は、お金がお金を生むそうした、金融錬金術を生む。
グローバリズムは、リーマンショックで崩壊する。

共生経済社会を以前より提唱しておられる、内橋克人氏の
意見に耳を貸す時であろう。

最終的には、経済のデザイン化だと思う。
美意識の無い経済はどのような主義を唱えても長続きはしないのでしょう。
また、常に更新してゆく代謝型のデザインで有る必要がある。
経済は生き物だから、今ベストの方法論を述べても、
次世代でそれが通用する訳ではないからだ。

心意気のある、共生型でサスティナブル、あくまで民主主義での
資本主義が理想ですね。

生産されるものが公の利になることを理念とした企業の増加も必要ですね。

言うは易しですが。

『お金がすべて』という心は、自分だけが儲かりたいに通じてしまいそうだ。
大人社会がそうなれば、子供社会にも影響をする。

もういちど、本質的な豊かさ。ここを目指すべきであろう。
日本人であるのならば、歴史から学んだり、伝統文化、伝統工芸に触れる事で
DNAにきざまれた、その何か?を知る事が出来るかもしれない。

黒板に向かうだけの明治以降の教育制度から、寺子屋手法も考え直して
いじめの問題を見直す。

国内自給率をあげる事をめざして、農業の見直し。
農業はロボットではむずかしい。農家の方々の経験と知恵があってはじめて
収穫が出来る。

効率化で、ロボット生産が増えると、労働力は余ってしまう。
けれども、危険な作業をロボットに任せるのは必要ですね。

安直に、勝者と敗者にわける経済は全く持って、粋ではないと思いませんか?
個人的にはそう思うのです。
結局、人間のココロそのものが、経済なのかもしれません。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
免責:このブログはあくまで、個人的な見解です。
   なんら強要するものではありません。
   ご了承ください。
      無断での画像使用はお断りします。


銀工房 こじま web page

All Rights Reserved, la bottega di Kojima


博銀館へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ボンナターレ | トップ | くやしさとは。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

よしなしごと」カテゴリの最新記事