こんな話に涙してしまう(鼻水も・・)。。歳なのでしょうか。。
「子供は、大人たちの作った世界で生きている」
「子供の情景」
この手の作品を観て、、私は可哀想、助けてあげたいなどという
悲観的な想いはいだきません。。
むしろ・・うらやましい、、単純にこの子いいなぁ~、、
こんな風に生きてみたいという規範的な思いを抱きながら観ている気さえします。
以下、、著名人のコメントを載せておきますので、、
お暇がございましたら、、どうぞ。。(岩波ホール 6/12まで)
お勧めです。。
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ハナさんの監督する作品をはじめて見たのは「ハナのアフガンノート」。その後、彼女はいったいどんな映画をつくるのだろうと思っていたら、 この映画が飛び出してきました。
主人公のちびっちゃい女の子バクタイの言葉や可愛らしさにくすくす笑っているうちに、その背後にひそむ「戦争」が浮かびあがってきます。
でも、そこにあるのは、それでもその現実を生きぬこうとする、ユーモアと力強さ。
今のアフガニスタンを、世界を、フィクションで描くこと。
ひとつの映画として、子どもたちを、ひとりの女の子を、描くこと。
そこには衝撃的な殺人も血もないがゆえに、どんなニュース映像より強い力をもってわたしたちの心にしのび込んでくるのじゃないか、とわたしは思うのです。
それをやってのけるハナさんは、とてもカッコイイ。
小林エリカさん(作家)
03年にアフガニスタンに行きました。
9.11からの報復攻撃を止められなかった一人の日本人として誰かに謝りたくて。
“戦争を終わらせる”
そう思ったのもこの旅からだ。
戦争からは悲しみの子供たちが生まれている。
その悲しみが憎しみに変わらないように
世界中の大人達はこの『子供の情景』をみなければならない。
Candle JUNEさん (キャンドルアーティスト)
少年達が大人の銃撃戦を真似た「戦争ごっこ」なのに、実際の銃撃戦や流血の場面があるわけではないのに、とてつもない暴力と残酷さが伝わってくる。戦争が続く世界で生きる子供達の現実、大人が作り出した暴力の世界で生きる術を身に着けざるを得ない子供達の姿を、私達はこの映画を通して目の当たりにする。
銃撃を真似る少年達の「シューシューシュー」という声。「その大金をどうするの? 卵はたった五ルピーよ。ノートを買いたいの」と言うバクタイの声。「死んだふりをすれば、彼らは追いかけてこない。自由になりたいなら死ぬんだ!」と叫ぶアッバスの声。全て耳から離れない。
卵がパンに、パンはノートに……。破られたノートは何に変わるのだろうか。
華恵さん(エッセイスト)
この世界に生きるわたしたちの持つ矛盾、圧倒的で理不尽な暴力に対する叫びを全編に感じる。直接的に、詩的に訴えかける美しい映像は見事だ。
川内倫子さん(写真家)
「私も学校に行く!」
教室に向かって歩き出すアフガニスタンの少女の勇気に、胸を打たれました。
緒方貞子さん(国際協力機構(JICA) 理事長)
この映画を多くの人に見てほしい。そうすれば、こんな健気な女の子を助けてあげたい、学校へ行かせてあげたいと思うでしょう。その気持ちを行動に移してほしい。
赤松良子さん (日本ユニセフ協会会長)
6歳の少女の一日はなんて厳しく、勇敢なのだろう
戦争ごっこで遊ぶ子どもたちも、大人を真似して生き生きしている
大人がアフガニスタンの子どもたちに与えた世界は、驚くほど純粋で胸が痛い。
Junichiさん(アーティスト)
六才の主人公と共に映画の中と歩けば、どのショットにもメッセージがぎっしりつまっていることに気付く。
小山内美江子さん(脚本家)
主役の不思議な幼い大女優(!)には、忘れられない感銘を受けた。
もちろん少女監督マフマルバフの才能にも拍手。人類の大問題にストレートに迫っている。
羽仁 進さん (映画監督)
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「子供は、大人たちの作った世界で生きている」
「子供の情景」
この手の作品を観て、、私は可哀想、助けてあげたいなどという
悲観的な想いはいだきません。。
むしろ・・うらやましい、、単純にこの子いいなぁ~、、
こんな風に生きてみたいという規範的な思いを抱きながら観ている気さえします。
以下、、著名人のコメントを載せておきますので、、
お暇がございましたら、、どうぞ。。(岩波ホール 6/12まで)
お勧めです。。
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ハナさんの監督する作品をはじめて見たのは「ハナのアフガンノート」。その後、彼女はいったいどんな映画をつくるのだろうと思っていたら、 この映画が飛び出してきました。
主人公のちびっちゃい女の子バクタイの言葉や可愛らしさにくすくす笑っているうちに、その背後にひそむ「戦争」が浮かびあがってきます。
でも、そこにあるのは、それでもその現実を生きぬこうとする、ユーモアと力強さ。
今のアフガニスタンを、世界を、フィクションで描くこと。
ひとつの映画として、子どもたちを、ひとりの女の子を、描くこと。
そこには衝撃的な殺人も血もないがゆえに、どんなニュース映像より強い力をもってわたしたちの心にしのび込んでくるのじゃないか、とわたしは思うのです。
それをやってのけるハナさんは、とてもカッコイイ。
小林エリカさん(作家)
03年にアフガニスタンに行きました。
9.11からの報復攻撃を止められなかった一人の日本人として誰かに謝りたくて。
“戦争を終わらせる”
そう思ったのもこの旅からだ。
戦争からは悲しみの子供たちが生まれている。
その悲しみが憎しみに変わらないように
世界中の大人達はこの『子供の情景』をみなければならない。
Candle JUNEさん (キャンドルアーティスト)
少年達が大人の銃撃戦を真似た「戦争ごっこ」なのに、実際の銃撃戦や流血の場面があるわけではないのに、とてつもない暴力と残酷さが伝わってくる。戦争が続く世界で生きる子供達の現実、大人が作り出した暴力の世界で生きる術を身に着けざるを得ない子供達の姿を、私達はこの映画を通して目の当たりにする。
銃撃を真似る少年達の「シューシューシュー」という声。「その大金をどうするの? 卵はたった五ルピーよ。ノートを買いたいの」と言うバクタイの声。「死んだふりをすれば、彼らは追いかけてこない。自由になりたいなら死ぬんだ!」と叫ぶアッバスの声。全て耳から離れない。
卵がパンに、パンはノートに……。破られたノートは何に変わるのだろうか。
華恵さん(エッセイスト)
この世界に生きるわたしたちの持つ矛盾、圧倒的で理不尽な暴力に対する叫びを全編に感じる。直接的に、詩的に訴えかける美しい映像は見事だ。
川内倫子さん(写真家)
「私も学校に行く!」
教室に向かって歩き出すアフガニスタンの少女の勇気に、胸を打たれました。
緒方貞子さん(国際協力機構(JICA) 理事長)
この映画を多くの人に見てほしい。そうすれば、こんな健気な女の子を助けてあげたい、学校へ行かせてあげたいと思うでしょう。その気持ちを行動に移してほしい。
赤松良子さん (日本ユニセフ協会会長)
6歳の少女の一日はなんて厳しく、勇敢なのだろう
戦争ごっこで遊ぶ子どもたちも、大人を真似して生き生きしている
大人がアフガニスタンの子どもたちに与えた世界は、驚くほど純粋で胸が痛い。
Junichiさん(アーティスト)
六才の主人公と共に映画の中と歩けば、どのショットにもメッセージがぎっしりつまっていることに気付く。
小山内美江子さん(脚本家)
主役の不思議な幼い大女優(!)には、忘れられない感銘を受けた。
もちろん少女監督マフマルバフの才能にも拍手。人類の大問題にストレートに迫っている。
羽仁 進さん (映画監督)
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