買う前に気をつけたい健康食品について。。
今回は、、お問い合わせが多かった健康食品について、、
国立健康栄養研究所の記事を
引用しながら紹介しますね。
1)成分名は表示されていても含有量の表示がない
サプリメント・健康食品には、「成分名」の表示があったとしても、
その「含有量」については不明なものが多いです。パッケージが小さいと
なかなか表記しづらいということもあるのでしょうが、、、、
別紙に表記するなど他の方法はいくらでも考えられるはずです。
といいますのも、、健康食品の有効性や安全性を判断するためには、
「量」の情報が必要条件です。これは、、化粧品にもいえることで、
製品に含まれている特定成分の「量」が明確でないということは、
有効性も安全性も「分からない」ということになります。
サプリメント・健康食品を始めるにあたって、、
何かの効果を期待する場合、、、その成分含量が何らかの生理作用を
起こす量に達していなければ期待する効果は得られませんが、、、
逆に、副作用など有害な作用が起こる可能性も低いといえます。
一方、含有成分が何らかの生理作用を発現する量に達していれば、、、
期待する効果は得られるでしょうが、過剰摂取や、利用者の体質などによる
有害な影響(アレルギー症状や胃腸障害などの健康被害)が生じる可能性も
出てきます。
成分の含有量が不明確ですと、医薬品との相互作用を想定する場合にも大きな
障害となります。なぜなら、、、有効性や安全性の判断と同じく、成分含量が明確
でなければ、食品と医薬品との相互作用が正確に判断できないからです。
「病院で薬をもらっているが、もっと早く、よくなりたいので、
先生には黙って健康食品を買っている」という方は、、、
特に注意が必要ではないでしょうか。
「もっと早くよくなるように」とご本人が思っていても、、、
製品中に含まれている成分量がわからないときには、、、
「薬の服用と同時進行でその健康食品を食べた結果が、よくなるのか、
変わらないのか、悪くなるのか、薬との相互作用はどうなのか」、、、
といった判断が全くできません。
以前にも書きましたが、、含有成分が「天然のもの」などと
表示のある場合にも注意が必要です。
天然の動植物から抽出したエキスなどは、季節や天候や環境などによる
「成分含有量のバラツキ」が必ずあります。このようなことから、、、
「含有量が不明である」ということには、「品質が一定していない可能性」
という意味も含まれます。
繰り返しとなりますが、含まれている単位(1個あたりや100g当たりなど)
も含めて、含有量が表示されていないということは、、、
「どれくらい入っているか、分からない」ということです。
つまり、製品中に含まれる特定成分の割合が、、、
「200ccのコップにスプーン1さじ」なのか、、
「1,000Lタンクにスプーン1さじ」なのかが分からない、ということです。
「200ccのコップにスプーン1さじ」でも「1,000Lタンクにスプーン1さじ」で
も、、「入っている」ことに間違いはありませんので、成分名の表示は、
嘘ではありません。しかし、その「入っている成分」が、、、
何かの効果や生理作用が生じる量まで入っているかというと、それは「含有量」の表示がないことには、分からないのです。
次回は、、一つの原材料についても成分が不明な場合について・・・。
今回は、、お問い合わせが多かった健康食品について、、
国立健康栄養研究所の記事を
引用しながら紹介しますね。
1)成分名は表示されていても含有量の表示がない
サプリメント・健康食品には、「成分名」の表示があったとしても、
その「含有量」については不明なものが多いです。パッケージが小さいと
なかなか表記しづらいということもあるのでしょうが、、、、
別紙に表記するなど他の方法はいくらでも考えられるはずです。
といいますのも、、健康食品の有効性や安全性を判断するためには、
「量」の情報が必要条件です。これは、、化粧品にもいえることで、
製品に含まれている特定成分の「量」が明確でないということは、
有効性も安全性も「分からない」ということになります。
サプリメント・健康食品を始めるにあたって、、
何かの効果を期待する場合、、、その成分含量が何らかの生理作用を
起こす量に達していなければ期待する効果は得られませんが、、、
逆に、副作用など有害な作用が起こる可能性も低いといえます。
一方、含有成分が何らかの生理作用を発現する量に達していれば、、、
期待する効果は得られるでしょうが、過剰摂取や、利用者の体質などによる
有害な影響(アレルギー症状や胃腸障害などの健康被害)が生じる可能性も
出てきます。
成分の含有量が不明確ですと、医薬品との相互作用を想定する場合にも大きな
障害となります。なぜなら、、、有効性や安全性の判断と同じく、成分含量が明確
でなければ、食品と医薬品との相互作用が正確に判断できないからです。
「病院で薬をもらっているが、もっと早く、よくなりたいので、
先生には黙って健康食品を買っている」という方は、、、
特に注意が必要ではないでしょうか。
「もっと早くよくなるように」とご本人が思っていても、、、
製品中に含まれている成分量がわからないときには、、、
「薬の服用と同時進行でその健康食品を食べた結果が、よくなるのか、
変わらないのか、悪くなるのか、薬との相互作用はどうなのか」、、、
といった判断が全くできません。
以前にも書きましたが、、含有成分が「天然のもの」などと
表示のある場合にも注意が必要です。
天然の動植物から抽出したエキスなどは、季節や天候や環境などによる
「成分含有量のバラツキ」が必ずあります。このようなことから、、、
「含有量が不明である」ということには、「品質が一定していない可能性」
という意味も含まれます。
繰り返しとなりますが、含まれている単位(1個あたりや100g当たりなど)
も含めて、含有量が表示されていないということは、、、
「どれくらい入っているか、分からない」ということです。
つまり、製品中に含まれる特定成分の割合が、、、
「200ccのコップにスプーン1さじ」なのか、、
「1,000Lタンクにスプーン1さじ」なのかが分からない、ということです。
「200ccのコップにスプーン1さじ」でも「1,000Lタンクにスプーン1さじ」で
も、、「入っている」ことに間違いはありませんので、成分名の表示は、
嘘ではありません。しかし、その「入っている成分」が、、、
何かの効果や生理作用が生じる量まで入っているかというと、それは「含有量」の表示がないことには、分からないのです。
次回は、、一つの原材料についても成分が不明な場合について・・・。
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