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トルコの村に80人の日本人女性が嫁いだ

2010-09-22 | その他
日経ビジネスからの記事です。。

「グローバル時代」の国際結婚


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昨年、タイの首都バンコクから古都チェンマイに向う寝台列車で、同じコンパートメントにたまたま居合わせた日本人の女性旅行者から、アジアの最果ての国にある小さな村に80人の日本人女性が嫁ぎ、暮らしていると聞かされた。

 その話はにわかには信じがたい話であったので、世界中を行きかう国籍も性別も年齢も異なる旅人たちが、お互いの共通の話題がないままに友達になるときのための道具、その場を盛り上げるための噂話のひとつであることにすぐに気がついた。しかし、「火の無い所に煙は立たぬ」ということわざがあるように、この手の噂話は旅人が実際に見聞きした情報からはじまっているので、たいてい、本当のことが含まれている。

噂話の小さな村とはそのトルコにあるカッパドキアというところであった。

国際結婚する日本人女性が増えている?

 もし人口3000人の村の村に80人もの日本人女性が本当に嫁いでいたら、世界の七不思議とまでいかないが、日本の七不思議にくらいにはなるだろう。

そこでカッパドキアの話を、彼女に詳しく聞くことにした。

「カッパドキアのその話は有名ですよ。日本人の女性はトルコに行くと、トルコ・マジックとでも言えばいいのか、トルコが好きになって日本に帰ってくる人が多い。毎年、休暇が取れるとトルコに旅行に行くというOLもいますよ。そのトルコ好きが高じて、トルコの男性と結婚する女性もいるんです」

 「どこで、そんな話を聞いたの?」

 「わたしは7年間旅行会社に勤めていたんです。最初の4年間はチュニジアのチュニスで、それからタイのバンコクで3年間、働いていたんです。今は母親の画廊を手伝っています。今回はその母親の画廊のためにチェンマイでタイアートの買い付けです。でも、今でも旅行会社の仕事を時々、手伝うので旅行関係者の人から旅の話をいろいろ聞くんです…。そうした旅の話のなかで、トルコが好きになる日本人女性の話はよく、出るんです」

 確かにトルコを好きになってしまう日本人女性の話は、よく聞く。そうした女性はどんなタイプの女性なのかと思い、さらに尋ねてみた。

 「トルコが好きな女性はトルコ旅行のリピーターですから、いわゆるバックパッカーというか、旅行会社のツアーではなく個人で旅行する人たちですかね。ひとりで旅行するので、日常会話くらいの英語はみんなできますし、トルコ語の日常会話ができる人すらいるといった感じです。トルコの男性のほうも日本語が話せる人が多いうえ、面倒見のいい性格というか、女性に親切なので、個人旅行の日本人女性とトルコの男性は話が合いやすいんです。わたしには経験がないのでわかりませんが、彼女たちも話が合うくらいでは結婚していないでしょう。でも、そのなかの何組かが結婚のゴールまで進むようです」

 「日本人女性もトルコ人男性も語学能力が高くて、コミュニケーション能力が高いと結婚しやすい?」

 「旅行会社のかつての同僚から聞いた話では、トルコ人男性と結婚する日本人女性は以前からも多かったんですが、さらに増えて、カッパドキアでは先月もひとり増えて、ついに3000人の村に80人の日本人女性が結婚して、住んでいるそうです」

 「子供や老人も多くいそうな3000人の村に、80人の日本人女性が嫁いでいたら、結婚している女性のほとんどが日本人になってしまうけど…。あり得るかな?」

 「そうですね、多すぎますね、おかしいですね。まあ、人数が正しいかどうかは置いておいて、この話で重要なのは、トルコ人男性と結婚する日本人女性が増えているということです」

今までの国際結婚は女性の上昇婚

国際結婚と言ったとき、多くの人が最初に思い浮かべるカップルは、さおりとトニーのような欧米系の男性と日本人女性のカップルではないだろうか。そして、この組み合わせのカップルを思い出したとき、このカップルを素敵なカップルと自動的に評価していないだろうか。

 それにしても、なぜ欧米系の男性と日本人女性のカップルを自動的に好ましいものと思ってしまうのだろうか。それは日本文化よりもアメリカやイギリス、さらにはフランスやドイツといった欧米文化のほうが上質で洗練された一段、ステータスの高い文化、日本人が学ぶべき文化という前提があるからである。『ダーリンは外国人』の第2巻では、トニーの友人であるアメリカ男性が、その日本人のメンタリティを見事に指摘している。

 彼は日本に来て驚いたこととして、「日本に来たら、スーパーマンになった気がしたよ。つねに注目されているし、英語でも話すと、日本人の女の子たちが素敵、英語を教えてと言い寄ってくるし。電話番号も簡単に教えてくれる」と言っている。アメリカ人の彼が英語を話すことは当然のことで、特別なことではない。それにもかかわらず、それを素敵だと感じてしまう日本人女性が存在していることが彼の話からわかる。これは英語が話せる人は日本語だけしかできない人よりも優秀であるとすり込まれているからである。

 日本人が「英語を話す人は優秀である」とすり込まれていることが、この組み合わせのカップルのポイントのひとつである。なぜなら、日本の女性に結婚したい男性のタイプを質問すると、必ず出てくるのが「尊敬できる人」という答えだからである。つまり、女性は結婚したい相手に自分と同等の立場や能力の男性よりも自分よりも上の男性を好む傾向にある。

 こうした傾向において、英語が話せない女性にとっては、英語を話せる男性はたとえその男性が単に母国語を話しているだけでも自分よりも上の人、尊敬できる人となる。これはフランス語やドイツ語などの言語にも当てはまる。このような構図があることによって、今まで欧米系の男性と日本人女性の国際結婚は好ましいものと考えられてきた。


日本女性がアジアで国際結婚?

 タイで会った日本人の女性旅行者は、国際結婚する女性をたくさん見てきたと言う。だが、そうした女性たちは今も上昇婚をめざして国際結婚するのであろうか。それはどうも違うようである。トルコのカッパドキアの話を考えればすぐにわかることだが、彼女たちは欧米人男性ではなく、アジア大陸の西端に位置するトルコ人男性と結婚している。また、女性旅行者はバンコク、プーケット、チェンマイでもタイ人男性と結婚する日本人女性がいると言っている。

 しかし、日本人女性とトルコ人男性のカップル、日本人女性とタイ人男性のカップルともに、日本人女性は国際結婚することよって、文化的上昇も国家間の経済的格差による経済的上昇もしていない。つまり、日本人女性とアジア人男性の国際結婚が増えていることは、女性の上昇婚という理由では理解できないことになる。そうであるならば、それ以外の理由で彼女たちは結婚していることになる。

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先だって乗り合わせた、
ベトナムエアラインのビジネスクラス担当CAが、
若い日本人女性たったのだが、、、日本を飛び出す女性が増えているんでしょうか。。

彼女自身、、、ベトナム国内の派遣会社社員。。
給与が800ドル/月で、住居付だそうで、、
物価の安いハノイで気ままに生活しているとのこと。

「現地に恋人は?」・・・
の問いかけに、、どうやらいるような返答。。

文中にもあるように「上昇婚」を求めていないようでもあったが、、
もしそうであるのなら、、日本では、得られない結婚のメリットが、、
(精神面・生活面)他国で味わえるということなのか??

それとも、、草食男子増殖中のわが国では、、
理想の男子が見つからないのか??

まぁ、、どっちにしても、、日本人女性も行動的になりましたね。。(^^


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