重要な箇所が、、「シャンプー」の項目になります。
一般の方は、あまり重要視してないように感じますが、
美容師さんからすると、シャンプー選びは、とっても大事なことなんですね。
なぜ?
回数の問題があります。
もし毎日洗うようでしたら、年に365回、、5年で1800??? 何十?・・・・まぁ、、
1800回以上(^^;; 洗うわけですから、一回一回の差は大したことがなくても、
一年を通すとその洗った回数分の差がつきます。
カラーやパーマにいくら気を使ったところで、年に数回・・いっても12回ぐらいでしょうから、
きちっとした施術を受けていれば髪への負担はそれほどでもないと思います。
しかし、、シャンプーの場合、、刺激の強いものを選んだり、洗い方が乱雑ですすぎが不十分であったり、、、
その影響が何百回という回数分現れることになりますので、シャンプーに対する美容師さんの、、
見識というのはとても重要だと思います。
ですので、、ユニティの新人さんには、先ずシャンプーの重要性を説くのです。
なんせ、、髪は「純毛」・・・ウールですから、、洗うことに気を使わないといけませんでしょ(^^
では、まず、、シャンプー選び方を教科書から拾っていきます。
ご存知の通り、、有名メーカーさんのシャンプー以外にも世の中には星の数ほど多くのシャンプーがあります。
正直中身は一緒なのに、、パッケージが違うだけのモノもありますから、、売る方も様々な個性や好みを皆さんに
アピールするために必死です。
まぁ、私の感じるところでは、一般的に小さな会社ほど特色のあるシャンプーを開発、販売していますけどね・・・。(笑
で、シャンプーにこだわりを持つ方が、ご自分の好みのシャンプーに出会うために、どのような基準で選定して行ったら
良いのでしょうか?
特色のあるシャンプーを販売している美容室からすれば、成分配合とか特徴とかお客さんに合ったものを選び、
お勧めする訳ですが、、、、、お客様にしてみれば本当に自分に合ったシャンプーにどのようにして出会えるかが大きな課題では
ないでしょうか?
では、、良いシャンプーの条件とは?
一般的にどのようなシャンプーが良いのでしょう?
1.あまり脱脂をし過ぎず、適度な洗浄性があるもの
2.泡立ちがキメ細かい
3.刺激が少なく、安全性が高いこと
4.洗った後の仕上がりが良いこと
お客様の要求というのは、これらの条件になるのではないでしょうか。
メーカーやコスメ屋さんは、、その目的に合わせて成分や素材を決めて商品を作るわけですが、、
コストや上代設定などの制約があります・・・・。
そういった制約の中、試行錯誤しながら良いものを作らなきゃいけないってことですから、さぞ大変なんでしょう。
一方、シャンプーを選ぶ側、、一般の方から見ると「良いシャンプーの条件」と成分がどのような関係であるのか、、特徴は?
専門家でないとなかなか分かりにくいところがあります。
そこで、シャンプーのカテゴリー別に、重要度を書いてみます。
・ 低刺激 ◎
重 ・ 天然系 ◎
・ 環境受容 ◎
要 ・ アミノ酸系 ◎
↑ ・ 無添加 〇
度 ・ 弱酸性 〇
・ 使用感 △
・ 香り △
・ リンス・トリートメント有り無し △
優先順位の高い順に選定すると、、このようになります
低刺激というのが一番大切ですね。
二番目に大切な天然系であっても、刺激が強いものは避けた方がよろしいかと思います。
香りや使用感などは髪にとってはあまり重要ではありませんが、ご本人の好みってことでしょう。
また、、トリートメントやリンスがセットになったものを好む方が多いのですが、、あまり重要では無いと思います。
極端に言ってしまうと、、本当に低刺激のシャンプーにはトリートメント類は必要ありませんから・・・。
(・・といっても、傷んでいる髪の方はもちろんトリートメントは必要ですけど・・。)
無添加っていうのは難しいですね。
何をもって無添加というのか?・・・という基準がありませんから(汗
化粧品をただ一つの成分だけで作ることは、不可能でしょう。
何かしら添加しながら、安全な商品を作る訳ですから、、無添加というのはそれほど重要ではありません。
長くなってきましたので、、次回は全成分表示についての解説や成分について書きたいと思います。
では、今回はこの辺で。。
また次回。(っていつになるのか??)
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