それは灯すもの

いただきもののキャンドルたち*

日々かわる停電時間帯を
気にしての生活は,
3時間くらい大丈夫!と想っていたものでも,
日に2回のときは6時間...
そこを避けながらうまく色々まわしていかねば
なりません。

個々の家庭だけでなく,
飲食店や会社,医療,
スーパー関連も停電時間は
ストップ。
ちいさな赤ちゃんは暗闇を怖がり
泣きだす場面も。
保温の必要な動物たち。
ほんとうにそれぞれの場で
さまざまな大変さが
でてきています。


仕事や学校に行く前の
朝AM6:20～10:00までの時間帯が停電なのも
大変ですし
仕事から帰ってくる
夜のPM18:20～22:00に停電で
寒いし暗いしというもツライですし....

7つものかわる停電時間帯があるなかで,
私的にいちばん回避をのぞむのは
寒くて暗い
夜のPM18:20～22:00の停電....


それでも時間の限られた停電だけではすまない被災地を想えば...という
みなみなの想いがあります。
身内や家をなくしすべてがストップしている現場の
ほんとうの大変さはこんなものではないのですから...


日々続く
計画停電のなか,
キャンドルってそもそも
真っ暗な世界で
灯すものなんだな....と
あらためて想いました。

キャンドルって日常
使わないものだと想っていましたので
うんとカタチが可愛いかったり
うんと凝っていても素敵だな,
と想っていましたが,


寒い暗いなかで
「それは灯すもの」として
チョイスされた
キャンドルたちは,

あたたかくあかるい世界で
たのしくかっこよくつかうための
キャンドルとは微妙に
ちがってくるのだな,ということに気づきました*


シンプルなもので,でも
癒されるように
あたたかな色味のもので...


動物型のものは,
普段は可愛いけど
こんなときは
溶けるとき
哀しいので
パワー感じる
蜜蜂さんのものを....
(蜜蝋ってやつですね)


花だけど
形はとても単純なので
この程度なら
灯しても
惜しくなく....
それでいて見ていて綺麗かな....と


灯火をつけることに
「かえって気をつかわせる」感情にならないよう
チョイスしていただいた
細工のシンプルな造形のものたちは,

実はとてもやさしい,
とても洗練された
とても闇を知っている
深い深い「蝋燭(ろうそく)」だな*と
想いました。


それはどれも
泪でるくらい粋で
すばらしくお洒落です～*