『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』ストーリーPV
平成 25年6月27日
各位
会社名
株式会社インデックス
代表者名
代表取締役社長
†落合善美
問合せ先
役職・氏名
常務取締役
†村上幸正
民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ
当社は、平成25年6月27日開催の取締役会において、
民事再生手続開始の申立てを行うことを決議し、同日付けで東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行い、受理されました。また、東京地方裁判所より、同日付にて監督命令及び弁済禁止等を内容とする保全命令が発令されましたので、
下記のとおりお知らせいたします。
このような事態となり、株主様、お客様、お取引先様、その他関係各位の皆様に対しまして多大なるご迷惑とご心配をおかけするところとなり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
記
1.申立てに至った経緯及び理由
当社は、平成7年に設立して以降、デジタルゲーム事業及びコンテンツ&ソリューション事業
を中心に事業展開し、安定的に収益を獲得してきました。
他方で、国内外の企業を対象とした事業買収を行ってまいりましたが、特に海外買収案件では
予想どおりの収益が上がらず、多額の投資損失が発生しました。また、平成22年9月、当社が参加していた中小企業振興ネットワークを構築した株式会社日本振興銀行が破綻したことに伴い、
当該破綻の影響を受けた当該ネットワークの参加企業の経営状態は悪化し、当社自身についても当該ネットワークの参加企業
に対して行った投融資の多くが回収不可能となり、当社の財務
状態は悪化しました。さらに、平成25年8月期第2四半期には、上記投融資により生じた多額
の不良債権に対する引当処理や繰延税金資産の取崩し等により、連結・単体ともに債務超過に陥りました。
そのような状況下、金融機関様やお取引先様等からのご不安を招き、資金繰りが逼迫する状態となりました。そのため、今般、自主再建は極めて困難であるとの判断に至り、民事再生手続き
による再建に踏み切る選択をした次第です。
2.負債総額(平成25年5月31日現在)
約245億円
3.今後の見通し
今後は、裁判所及び監督委員の監督のもと、事業を継続し、再建を図る所存です。デジタルゲーム事業をはじめとする弊社の事業自体は順調に推移し、また、
スマートフォンに代表される多種多様な機能を持つ携帯電話端末の普及により、ソーシャルゲームをはじめとして提供可能なサービス領域の拡大を加速させており、
今後も成長が見込まれます。
そこで、当社は、当社事業の
事業価値を毀損させることなく再建を実現させるため、迅速にスポンサーを募集・選定の上、事業譲渡を実施することを検討しております。
当社は、民事再生手続の中で、一丸
となって再建に向けて尽力してまいりますので、金融機関
様、お取引先様をはじめとする関係各位皆様におかれましては、何卒ご理解とご支援、ご協力を
賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
なお、当社取締役会長である落合正美と代表取締役社長である落合善美は、本件に至った事態
を極めて重大に捉えており、民事再生手続について一定の目途が立った段階で辞任する意思であります。また、落合正美と落合善美は、事業譲渡が実施された場合でも、事業の譲受先の経営に
関与する意思は有しておりません。
また、当社が平成25 年5月15日付
「調査委員会の設置に関するお知らせ」にて発表しました
とおり、修正を要する会計処理に関する事実関係等の詳細を把握するため、法律・会計分野の専
門家を交えた調査委員会を設置しておりますが、当該調査については、継続いたします。かつ、
当社が平成25年6月12日付「金融商品取引法違反容疑による証券取引等監視委員会の調査について」にて発表しましたとおり、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で、
証券取引等監視委員会の調査を受けておりますが、当社といたしましては、引き続き当該調査に
対して全面的に協力して参る所存でございます。これらの調査につきましては、進展があり次第、
速やかにご報告申し上げます