今の仕事をする中で、「自分には向いていない」「向いている仕事がわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
せっかく仕事をするなら自分に向いている仕事をしたいと考えるのは当然のことです。
適職を見つけるためにも、なぜ今の仕事が向いていないと感じるのか、その原因を探っていきましょう。
この記事では、自分に向いている仕事がわからない理由をはじめ、向いている仕事を見つけるための方法を解説しています。
また、悩みの相談先もご紹介しているので、今のお仕事に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
■なぜ?自分に向いてる仕事がわからない理由
仕事に対して「向いていないのかも」「どんな仕事が合っているのかわからない」と感じる理由はどこにあるのでしょうか。
適職を見つけるためにも、まずは自分に向いている仕事がわからない原因を探っていきましょう。
・自分の好きなことがわからない
「自分は何がしたいのか」「どんな仕事が好きなのか」が分からないが故に、自分に向いている仕事がわからないという方もいます。
特に、好きなことを仕事にしている人に憧れを持っており、自分もそうなりたいと考えている場合、好きなことがわからない=何をすれば良いかがわからないため、仕事選びで悩んでしまいがちです。
自分に向いている仕事を知りたいなら、まずは自分の好きなことが何か、考えてみることが大切です。
自分が楽しいと思うのはどんな時か、どんなことを楽しいと思うか、自分自身の好みを探る必要があるでしょう。
・自分の得意なことがわからない
何が得意なのかがわからないが故に、「仕事に貢献できていない」「皆の役に立っていない」と自信を失い、悩んでいる人もいます。
このケースの場合、周りよりも優れているにも関わらず、自分にとっては当たり前のことであり無意識で行っているため、得意なことに気づいていないということも多々あります。
得意なことがない、わからないと悩んでいる方は、意識しなくてもできることや周りからよく褒められることがないか、振り返ってみましょう。
自分では当たり前だと思っているものの中に、得意なことが隠れている可能性があります。
・今の仕事がうまくいっていない
周りに比べて評価が低く、思うように成果を出せていない場合、「今の仕事は自分に向いていない」「向いている仕事がわからない」といった考えに陥りがちです。
そして、一度この思考に陥ってしまうと、なかなか抜け出すことができず、余計に仕事で成果が出にくくなる可能性が高いため注意が必要です。
余裕を失っている時は良くない方へ考えが偏りがちです。
仕事が上手くいっていない、モチベーションが下がっていると感じた時は、少し立ち止まって考えてみましょう。
冷静に自分自身を見つめ直すことで、自分の適職や向いていることは何なのか、見えてくることもあります。
・成長を実感できない
今の仕事をする中で自分の成長を実感できていない場合、仕事が向いていないのではないかと悩みやすいです。
特に同僚や後輩が仕事で結果を残している中で、自分の成長が感じられなかったり、成績が伸び悩んでいたりする場合、今の仕事は向いていないと感じることがあります。
成長を実感できず、今の仕事が向いていないのではと悩んでいる方は、今後もこの仕事を続けたと仮定し、未来を想像してみましょう。
どんな自分になっていると考えられるでしょうか。
もちろん、理想の自分になれるかどうかは自分自身の努力も必要ですが、このまま働き続けても自分が望むスキルや経験を積むのが難しい、したい仕事を任せてもらえないかもと感じた時は、転職を検討するのも1つの選択です。
■自分に向いている仕事は?見つけるための方法
なぜ今の仕事が自分に向いていないと感じるのか、その原因がわかったら、自分に向いている仕事を探していきましょう。
以下では、自分に向いている仕事を見つけるための方法をご紹介します。
・得意・不得意を明確にする
まずは、自分の得意と不得意をはっきりさせましょう。
そもそも仕事が向いていないと感じるのは、自分の得意・不得意を理解していないことも関係しています。
自分に向いている仕事=自分の好きを仕事にすること、楽しいと思える仕事と考えてしまいがちですが、好きや楽しいといった気持ちだけを重視してしまうと、本当に自分に向いている仕事に出会うのは難しくなります。
仕事をする以上、責任が付いて回ります。
求められる結果を出す必要があり、組織の中で与えられた役割を果たさなければいけません。
楽しいや好きといった気持ちだけで結果を出せるとは限らないため、成果を出すにはいかに自分が得意とする業務に従事するかがカギとなります。
自分が得意なことは何なのか、どういったことを苦手と感じるのか、を掘り下げて考えてみましょう。
苦手なことや不得意なことがわかれば、少なくとも自分に向いていない仕事を避けることが可能です。
・何をしている時が楽しいのか考えてみる
自分の得意なこと、好きなことがわからない時は、何をしている時が楽しいか、考えてみるのも1つの手です。
自分では自覚していなくても、取り組んでいて楽しい、集中してできるといった業務があるのではないでしょうか。
得意や好きでなくても、楽しいと思える仕事なら、向いている可能性が高いです。
・どんな仕事があるのか調べてみる
世の中にはどんな仕事があるのか、具体的な職種を調べてみるのも1つの方法です。
社名や職種を聞いたことはあるけれど、実際どんな業務を行っているのかまではわからないといったことも多いのではないでしょうか。
知らなかった仕事の中に、実は自分に向いている仕事があるなんてことも珍しくないため、他の選択肢があることを知ることも大切です。
少しでも気になる職業や職種を見つけた時は、調べてみると良いでしょう。
どんな職業なのか、仕事内容や就労する方法、必要な知識やスキル、向いている人を知ることで、自分に合った仕事と出会える可能性が高まります。
■悩んだ時は相談することも大事!
向いてる仕事を見つけるにあたって、思い悩むこともあるでしょう。
そんな時は1人で悩まず、第三者に相談することも大切です。
家族や友人など、自分のことを理解してくれている身近な存在なら、「こんな仕事向いているんじゃない?」「こういう仕事が得意そう」といったヒントが見つかるかもしれません。
また、ハローワークや就職エージェントに相談するのもおすすめです。
就職に関する専門機関なら、これまで多くの人をサポートしてきた専門的知識や経験を活かしたアドバイスをしてくれるでしょう。
悩んだ時は1人で思い悩むのではなく、様々な人の意見を参考にしてみてください。
自分では向いていないと思っていても、「まだ慣れていないだけで自分の性格には合っている」「自分で自覚していないだけで本当は得意分野」なんてこともよくあります。
仕事が向いていないと悩んだ時は、「なぜ向いていないと感じるのか」その原因を分析することが大切です。
その上で、自分の得意・不得意をはっきりさせたり、世の中の職業を調べたりと、自分に向いている仕事を見つけるための行動を起こしてみると良いでしょう。
また、悩んだ時は、第三者に相談することで、新たな気づきが得られることもあります。
第三者の意見も参考にしながら、自分に向いている仕事を探してみてください。
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