フリーランスのエンジニアとして成功を収めるために最も大事なのは、高い専門性を有しているということである。ここで専門性というのは、単に様々なプログラミング言語を用いてプログラムを作成できるというだけでは不十分で、いかにクライアントが抱えている問題を的確に把握して、それに対して正しいソリューションを提案できるかという問題解決能力も必要となる。
プログラミングスキルは、専門書を読んだり、セミナーに通ったりして向上させることができるが、問題解決能力は一朝一夕には身に着けられるものではないという点に注意しなければならない。この能力を鍛えるためには、いかに真摯にクライアントに向き合うかが重要となるのだ。また、クライアントに提示できるソリューションの幅を広げるためには、経験も大切になってくるため、諦めずに長くエンジニアとして活動し続けるという姿勢も求められるだろう。
専門性に加えて、社会適応能力もフリーランスのエンジニアとして成功するための重要な要素だ。というのも、フリーランスとはいえ、クライアントから信頼を得られなければ仕事を獲得することは困難だからである。与えられた仕事は確実に仕上げるという姿勢を保ち続けるのはもちろんであるが、それ以外になるべくクライアントの担当者と頻繁にコンタクトするようにして、彼らの悩みや心配事などについて相談に乗るように心掛けるとよいだろう。場合によっては、仕事終わりに飲みに行くのも一案だ。
またシステム運用の仕事を狙うのもフリーランスとして成功を得る方法の一つだ。エンジニアというと開発の仕事ばかりイメージされがちだが、運用の仕事もある。運用の仕事は安定して需要があるため、こちらもチェックしてみるといい。
参考:http://freelance-operationalwork.com