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urban life

『レッドクリフ』_20日深夜特番から!

2008-09-22 02:26:04 | 金城武

◆◇◆土曜の夜の『レッドクリフ』完全攻略_30分特番!

武迷なら既に飽きるほど観たバージョン・・と思いきや、来たッ!初めて観るフルスクリーンの超迫力シーン。がぜん期待が跳ね上がる。 ・・試写会、当たりますように・・(合掌)    
   
◆わぁ~若!J・ウー監督&トニー・レオン《男達の挽歌》の頃。隣の人がジョン・ウーと解るまでしばし時間が..。トニーがまた、眩いばかりの若者ぶり。この頃から男の魅力が滲んでいたんだ・・。年と共に貫禄がついて今じゃ無敵の影帝に君臨。(妥当です)J・ウー監督はこの頃から、《三国志》の映画化を考えていたそうな..。

◆《三国志・・(曹操),(孫権),(劉備)の、三国各々我こそが正統な王朝だと主張するが。
曹操(魏),
羅漢中小説三国演義》では、ミソクソの悪役を担って赤壁の戦いでは散々な目に合うのだが、陳寿(歴史家)が書いた歴史書《三国志》では、を正統な王朝として描いている。(が、陳寿は(魏→晋)に仕えた人だから、それが妥当かどうか・・・。)

◆曹操は、カリスマ的統率力を持つ一方、詩を読んだりする文化人でもあったそうだ。しかし彼は天下統一の夢を実現する前に死に、結局天下を統一したのは曹操に仕えた司馬中達の息子司馬炎だ。司馬炎は司馬中達亡き後、晋王となり、蜀を下しを滅ぼしてしまったのだ。(司馬家のDNAが一番強かったか・・)
もし孔明・周瑜の上司が曹操であったら・・・、彼等は生きているうちに天下を制定し、高度に国家を統治したに違いない。なぜなら、彼等には才があり才を見抜き、故に人を適材適所に配置できるエリートと考えられるから..。歴史書も小説本もその意図がどこにあるかで、様相が変わると考えられるから、実際の所はわからない。 ..いつの時代も、戦うことより結束する方がずっと益が大きいのだ。

孫権(呉)..迷える子羊。尚香の兄
孫権自身は好戦家ではなかった。彼の懐刀、智将周瑜によって導かれていく。(その実は、孔明によって...)

チャン・チェン..《グリーンディスティニー》では
チャン・ツィイー(イェン)に絡む重要な役(ロー)だった。端正な面立ちや演技が、やっぱり光っていた。香港映画に疎かった私は、当時まだ名前も知らなかったが、《2046》や《ブエノスアイレス》の出演をみても、今後、台湾・香港で重要な位置を占める俳優となり、様ざまな賞を稼ぐ役者になるに違いない。


劉備(蜀).. 日本ではその誠実さ故に人気が高いが、中国では優柔不断さ故に人気がイマイチ。その子、阿斗に至っては情けないほど...。いくら天才が傍にいても、その才を使いこなせない上司の下では事が成就し難い。昔も今も。

◆孔明、白鳩を扇ぐ。

←二人のこの真剣な顔!
風邪をひかせるのか?
トニーとタケシなればこその間合い。

 
甘興...甘寧ではない。甘興という名は三国志にはない。中村獅童のために創作されたものだろう。それにしても、獅童クンはやはりうまい!腰が入っている。ほんの少しの時間でもそれが解る。出番が増えた理由も頷ける。

孔明.(金城武)
どのシーンも武の目が思いっきりキラキラと輝くのが目立った!それと猛暑の中、重ね着で撮影に耐えた日々が顔に出ている・・。
と周瑜..トニー様は何の心配もいらない。
何があっても、あなたは完璧。ズシンとした安定感があって安心して観ていられる。影帝に相応しい。尊敬して止みません。タケシを宜しく!

尚香(ヴィッキー・チャオ)
今、最も人気のあるタレント(女優)だとか。

小喬(リン・チーリン)
インタビューの対応に並々ならぬ知性が溢れる。決して誇示せず、誠実に答え、礼儀正しい。(完璧主義者らしい印象が..)私はリン・チーリンさんのような女性が好きだ。出来るものなら、あのような女性でありたいものだと思う。トニーとの濡れ場が三国志ファンに嫌われたらしいが、彼女の企みではないし、演技指導があったはずだ。つまり、J.W監督の意思で出演し、演じたのだから。


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