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◆5月1日から、新浪に設けられたオフィシャルサイト《赤壁》で、観衆はこの映画にどんな関心を抱いているか、どんな評価をしているかアンケートを実施している。これがまた、40のメディアが共同して実施するもので、かつ、賞金付きなのだ! ⇒⇒⇒ 影音娯楽 (アンケート)
◆まだ早いが・・現時点の統計結果が載っている。 ⇒ 東南速報 内容は...【5月1日~5日_12時までの統計結果・・・投票参加者;9514人】
▼2008年に最も期待の中国映画は?..8852人が《赤壁》を支持。
▼その定義を“史詩の伝奇”大作だからと答えた人・・ 6413人。
▼《赤壁》前後編(7月・12月)の両方とも映画館へ観に行くと回答した人・・80%
▼《赤壁》が2008年の中国映画興行成績の頂点に立つと答えた人・・・ 60%
▼《赤壁》で最も期待するストーリー・・ 草船の場(魏軍の矢をちゃっかり再利用)・・・ 39%
▼期待される関心事は《赤壁》に出演するスターの演技
▼最も期待を受ける男優はトニー・レオン・・ 25%の支持率。
▼諸葛孔明の支持率・・ %
▼56%の観衆が、呉宇森監督が周瑜の“名誉回復”があり得ると。
▼最も期待される出演者のトップは・・趙薇(ビッキー・チャオ/孫尚香役)_32%の支持率。
▼小喬(林志玲)・・ 25%
▼トニー・レオンと周瑜の実際的な年齢差について、48%の人が”大丈夫”答えた。
◆またこのような記事が...
“赤壁の戦い”は中国歴史上、三国時代の名実ともに備わる大戦であるが、呉宇森は明確に、《三国志演義》ではないと明かした。諸葛孔明似た3息の周瑜、周瑜が黄蓋を殴るというこれほど大衆が熟知する物語(苦肉の策・・)のすべては、《赤壁》の映画の中では描かれない。
しかし彼は、《三国志演義》、《三国志》と《資治通鑑》のこれらの歴史の資料はすべて彼の作品の素材だとも同時に言っている。
・・今回の調査の中で、40%の人は呉宇森の部分を認め《三国志演義》の主張を参考にするが、必ずこの小説の名著に忠実でなければならないと堅持する人が38%に達する。将来映画が上映された後、ストーリー自身の改作問題に関し、再度のこの論争があることは避けられないと..。.. 確か3月頃、前述のような内容を示唆した記事があったっけ・・・ → 3月頃の記事
◆なんか、ヘンじゃありませんか?なぜ? ・・《三国志演義》に忠実で無いことが、なぜそこまで騒がれ突つきまわされるのか理解できない。メディアが大挙してアンケート調査?三国志はあまりにも有名な中国歴史劇なので軽率な事は言えないが、映画監督である呉宇森が《三国志演義》《三国志》《資治通鑑》のどこをどのように解釈しどのように描いたのか、それは呉宇森監督自身の問題であって、”ストーリーの改作問題”などと言われる筋合いはないと私は思う。
◆広く語り伝えられている諸葛孔明と周瑜の陰に陽に闘争する段落等は削除され、周瑜が諸葛孔明にしてやられるあたりを観て大笑いしたがっている観衆からBuが出るかも知れないが、呉宇森監が描きたいもの描くことは間違っていないと思う。映画は映画監督の作品(もちろんプロデューサー等も)だからだ。気にいらない人は観なければいい。《赤壁》制作途中、資金難に陥ったことなどももしかしてこの辺のヘンな横槍でも入ったかな・・などと勘ぐりたくなる。.. 歴史を語る史書が《三国志演義》《三国志》《資治通鑑》とあり、それ自体同じでない事をみても、何が正なのか断言できる人間などいないのだ..。三国時代の歴史を正確に遡るドキュメントタッチの映画を制作する事など不可能だし、娯楽映画を制作して観衆の期待を100%満たす事もまた不可能なことだ。何にせよ呉宇森監はすべてを完成させ、予定通り世に出されることを祈る。そして大成功を収めて欲しいものだ!願わくば多くの人に愛され、歴史に残る名作と語り継がれることを心から祈る!
..《赤壁》上の部は、この白い鳩で締めるらしい。来るべき”赤壁の戦い”に向けて・・・。
まあ観てのおたのしみ。終り良ければすべて良しとしたい。
私は《三国志演義》だろうが、《三国志》だろうが、どちらでもいい、呉宇森監督の《赤壁》を楽しみたい。