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◆◇◆ほろ苦い涙味の銀メダル
色が何色であれ、オリンピックのメダリストになれれば嬉しいでしょ、普通の人は。でも真央は大粒の涙を流して悔しがった。そんな真央の姿を、米国のあるメディアはMAOは銀メダルを喜ぶべきだという記事を載せていた。バンクーバーから配信された映像を観た海外の人々には、思い上がった少女のように映ったのか・・。2番手の悔しさより、そっちの誤解の方がもっと悔しい。
トリノ・オリンピックの頃の浅田真央は、絶好調かつ敵無し状態の恐れを知らぬ天才少女だった。年齢不足で五輪には出場出来ず、金メダルの夢は4年先に見送られた。それ故、真央の夢は次のオリンピックで金メダルを取ること・・、自他(日本人)共に金メダルに取り憑かれたのだった。自らのミスで夢を取り逃がしてしまった自分への、自責の悔し涙だった。断じて思い上がりではない。..贔屓選手は人それぞれだが、フィギュアの知識が深い人ほど真央の演技を絶賛する。
例えばこのサイト⇒ 海外でも熱い関心が・・MAO&YuNaの採点
◎◎ こちらは凄く詳しい!! ⇒ キム・ヨナ選手の得点がダントツになるワケ
▼2010 バンクーバー オリンピック▼キム・ヨナと真央は歴代最高のベスト ライバルだ。互いの才能を認めあっているからこそ練習に身が入り、歴代最高レベルにまで互いを高めあった。真央とヨナの順位が逆であっても何ら不思議はない。本番で、練習通りの演技が出来た者が頂点に立つ。二人共それをよく知っていた。
女子では最高難度の3Aをいち早くマスターし、何人ものメダリストを世に送り出してきたタチアナ・タラソワに "真央は神様からの贈り物"とまで言わせた。彼女の手ほどきで、真央は見違えるほど洗練された動きになった。努力を惜しまず納得がいくまで練習に励む真央を、彼女は練習の虫と言った。
泣く子も黙るタチアナ・タラソワの厳しいコーチを受け、世界一のプログラムの練習も怠ることはなかった。・・しかし、神様は真央に幾つもの試練を与えた。良きコーチに恵まれた韓国のキム・ヨナの急成長、アスリートに付き物のスランプ、信頼していたタチアナ・タラソワの体調不良によるコーチ不在の状態。。金メダル=浅田真央 VS キム・ヨナの図式は、日本どころか世界中のフィギュアスケート・ファンを沸かせたが、オリンピックが近づくにつれ、泥沼に嵌まっていくようだった..。
◆キム・ヨナはかつて、"真央は特別な人、でも私は普通の人・・"と言った。しかし今やキム・ヨナは"普通の人"ではない。オリンピックの大舞台でノーミスを演じた金メダリストになった。浅田真央が何度も口にしてきたノーミスを一足先に実現し、驚異的な歴代最高点をはじき出した。
しかし、キム・ヨナと浅田真央の得点差については、誰もが納得している訳ではない・・。釈然としない基礎点とGOEの付与について、意義有り! と問題提起するチャンスが、浅田真央にはあと1回だけある。
3月の世界選手権で、浅田真央が今のプログラムをノーミスで演じきった時のポイントを見せることだ! 録画という動かしがたいもので、GOEが適正かどうかを比較出来るはずだ。浅田真央の身体能力は、技術点・芸術点共に世界最高レベルにあると思うから。
◆クイーン・オブ・トリプルアクセルと紹介された真央.▼バンクーバーでは、ミスや不運が重なったから、キム・ヨナとのポイント差はあって当然だった。浅田真央がノーミスを実現した時こそ、ポイント&加点の比較が可能(鮮明)になる。
今シーズンの採点システムはどうやら変更されるらしいが、バンクーバー の疑惑をはっきりさせようと思ったら、3月の世界選手権でノーミスの演技を実現するしかない。
▼プルシェンコは、4回転以外のジャンプが昔のような完璧さではなかったので、4回転を飛ばないチャンピオンが不服だと言っても、初めは負け惜しみのように聞こえた。しかし、技術点と芸術点の現行基礎点+GOEの採点システムが勝敗を分けたことは男女共に同じなのだ。"限界への挑戦"は止めにして安全・完璧をめざせと・・?
◆より早く、より高く、より強く(美しく)・・身体能力の限界に挑戦するスポーツ精神をタテに声を上げたプルシェンコの行為は、ノーが苦手な日本人としては見習うべき所だ。意義を唱えたからといって結果は変わることはなかろうが、難度の高いジャンプに挑戦してモノにした者、技術不足で諦めた者、飛べるけれど失敗を恐れてプログラムに入れない者では、その時点で既に技術的な差が生じているのだ。
◆身体能力の極限に挑戦した者がミスした場合、減点されるのは仕方がない。しかし、難度の低いプロでグラムで、完成度さえ高いければ、極限に挑戦した者より高ポイントを得点出来るなら、難度の高い危険なジャンプになど誰が挑戦するだろうか? ダンス(床の)とフィギュアスケートの違いは、氷上の美しいエレメンツ・スケーティング・ジャンプだ。そして、その醍醐味はやはりジャンプではないだろうか。会場が拍手喝采で湧きあがる瞬間とは、超難度のジャンプをピタリと決めた時の満足感・爽快感ではないか。録画をじっくり観て欲しい。プルシェンコやジュベールや大輔の4回転、浅田真央のトリプル・アクセルの成功に対する大喝采を。その瞬間、大空に見事な花火が打ち上がった時のように胸がすく思いがするのだ。
バンクーバーのフィギュアスケートは、男女共に飛ばない選手が金メダルを掴んだ。これでいいのか?と声を上げたのがプルシェンコだったのだ。彼と全く同じケースとなった浅田真央を擁する日本は、口をつぐんでいてはいけない。過ぎたことは仕方がないが、理不尽なシステムにはノーと言わないと不当な目にあう選手が泣く破目になる。
●●ちなみに、プルシェンコのサポートサイトがここ↓にあります。多くの国の人がプルシェンコを応援する署名を残しています。
こちら ⇒ SUPPORT PLUSHENKO
●●署名の仕方...
OTBeTNTb 押す(二つ並んだボタンの右)
↓
・Имя に名前をアルファベットで入力
・Тема に「SUPPORT PLUSHENKO」と入力
・Сообщение のボックスに入力、
Name:
Country:
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上から名前、国(Japan)、都道府県、職業
↓
OTnPaBNTb 押す(太枠ボタンの右のボタン)
これで完了。
◆皇帝プルシェンコ_高橋大輔をうやうやしく祝福
◆高橋大輔は金城武のファン!..バンクーバーのベスト・アスリートは高橋大輔
大輔の株が日に日に急上昇。選手生命さえ危ぶまれた右足の手術を克服し、バンクーバーの大舞台で花開かせることが出来たのは、決して偶然や運などではない。
SPの演技はプロ顔負けの完成度だった。FSの演技は4回転を見事?に転倒したものの表情の明るさに、実は Oh!! と思った。ただならぬ自信が溢れていたから。。大輔は勝つ気だなと感じた瞬間だった。その後の態度や記者会見でも、彼は実に立派だった!..フィギュアの帝王・プルさまに握手して戴けるなんて光栄です。真央ちゃんに、ほっぺにキスを要求してツーショットしてた所がバッチリTVに流れたし、真央は4回転を飛べるなんて太鼓判を押してくれた上に、僕の練習拠点にくれば教えてあげるとまで言ってくれたとか・・、世界一のジャンプを飛んだ真央ちゃんだからこそのお言葉です。。ソチ・オリンピックが急に明るくなってきた!! 大輔クンも、ソチまで頑張ろうよ~ !
◆◆エキジビション_ラブレター
. かつてないほどアジアの選手(特に日本人)が活躍したバンクーバー。
8位入賞者
▼浅田真央_銀
▼高橋大輔_銅
▼川口・スモノフ組_銀
▼長洲未来_4位
▼安藤美姫_5位
▼鈴木明子_8位
▼織田信成
▼小塚崇彦..-真央に4回転!ソチへプル様伝授
世界選手権の後は・・
フィギュア・中野が引退へ…世界選手権は鈴木出場
キム・ヨナの行方は・・?