看ちゃんの伝言ブログ

病棟で働く人に伝えておきたいこと

新人看護師が知っておくべき病棟のマイナールール

2024-08-26 04:16:44 | 新人

病棟で働く看護師には、病棟独自のマイナールールがあることをご存じだろうか。
暗黙のルールではあるが、これらのルールを守らないと人間関係がスムーズにいかず、業務に支障が出る可能性があるので気をつけたほうがいいだろう。
この機会に、マイナールールをいくつか紹介しようと思う。


病棟看護師1つめのマイナールールは【仕事が終わったら、先輩に一言声をかけて帰る】ことだ。
これは、看護師に限らず、さまざまな職種に共通しているルールだろう。
仕事が終わったからといってすぐに帰るのではなく、先輩に対して「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけることで、人間関係は円滑にいく。
黙って帰ると、先輩の中には「私はまだ仕事してるのに」と不愉快に感じる人もいるので気をつけよう。
新人には、安定している患者さんを受け持ってもらうのが普通なので、定時で業務が終わるのは当たり前なのだ。
イレギュラーなことが起きやすい患者さんを受け持っている先輩たちへの気遣いを怠ってはいけない。

マイナールールの2つめは【ドクターコールするときは、若手の先生から順番にかける】ことだ。
医師のPHSの番号表は、上から部長、副部長、課長のように高い役職から順番に書かれている。
呼びたい科の枠の中の一番下の先生から先に電話をしよう。
もしくは、研修医が回っていたら、研修医に先に電話をするパターンもある。
ただし、例外もあり、「自分の受け持ちの患者さんは自分に電話をかけてほしい」という先生もいるので、先輩看護師にそれぞれの先生の特性や決まり事を聞いて確かめておくとよいだろう。

この2つのルールをひとまずは覚えておくと役立つかもしれない。
そのほかに、【看護師の基礎「環境整備」】も日々の業務に大いに役立つだろう。